津軽百首(用水路)

清らかな 水を導く 用水路 水面キラキラ 空色の泥

きよらかな みずをみちびく ようすいろ みなもきらきら そらいろのどろ

透明度の高い水が流れる用水路は、田畑にとっての生命線。
水面はキラキラと太陽の光を反射して、空を映す水底は泥すら空色に見える。

田畑にとっての水は、
人間にとっての血液のようなもの。

だからこそ、
用水路はまんべんなく張り巡らされて、
隅々まで水がいきわたるように流れている。

春は雪解けの水でキラキラと透明度の高い用水路。

夏は草が覆ってしまい姿は見えず音が響く用水路。

秋は枯草を運び夕陽に輝く用水路。

冬は雪に閉ざされて音も聞こえぬ用水路。

四季折々の姿を見せる用水路は、
津軽平野に今日も命を届けている。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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