梅雨の風

六月の 止まない雨に 濡れそぼつ 紫陽花つつむ 人肌の風

ろくがつの やまないあめに ぬれそぼつ あじさいつつむ ひとはだのかぜ

降り続ける雨に濡れる紫陽花を温めるかのように、人肌のような温度を持つ梅雨の風が包み込んでいく。

梅雨の時期。
雨はただただ降り続け、
通り過ぎる風は生暖かい。

まるで人肌のように湿って暖かい風は、ジメジメ感とあわさると心地よいものではないけれど。

でも、もし。

もしこの人肌の風が、梅雨の雨に濡れ続ける紫陽花をあたためるためだとしたら。

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自分を温めるすべをもたない紫陽花を守るためだとしたら。

この風はきっと、紫陽花にとっての癒しなのだろう。

6月も今日で終わり。
少しずつ色々と落ち着いてきたので、また更新していきます。

それにしても月日が経つのが早いなあ。
下半期はしっかりと自分のペースで進めますように。


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スパイスの凄さ

少しだけ 冒険したい 食事には ほんの少しの ガラムマサラを

すこしだけ ぼうけんしたい しょくじには ほんのすこしの がらむまさらを

いつもの味付けもとてもいいのだけれど、ちょっと何かを変えてみたい。そんなときは、ほんの少しのガラムマサラで、一気にエスニックな感じに変わる。

更新が滞っています…。

家族の誰かが体調を崩しがちだったり、環境が変わった娘も少し情緒不安定だったりと、少しドタバタな五月。

これがいわゆる五月病かしら。

そんな感じで、落ち着くまでは更新が遅れ気味になるかと思います。

天気もスッキリしないし、寒暖差も激しすぎるし、自律神経も乱れがち。

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そんな中、ずっと前から気になっていたガラムマサラをとうとう購入してみました!

蓋をあけると、インド料理のお店のあの匂い。

今日、水炊きのしめに、少しだけかけて食べてみたところ…一気に別の料理に変わってびっくり!

ほんの少しだったけど、体もぽかぽかしてなんだかむくみも取れたような。

スパイスってすごいなあと思った日でした。

今度はチャイに挑戦してみようかな?


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金色の空

金色に 街を染めたる 西の陽や 風に誘われ 影を伸ばして

こんじきに まちをそめたる にしのひや かぜにさそわれ かげをのばして

夕暮れ時の街並みは金色の光に染まり、通り抜ける風が誘うように影を伸ばしていく。

連休も終わり、昨日から日常に戻ったものの、やはりあれこれといろいろありまして。

ドタバタしているとあっという間に夕方に。

日が長くなっているからいいものの、もう5時近く。

ベランダに干した洗濯物を取り込もうとサンダルを履いたら、ちょうど西日が当たる時間帯。

金色に輝く西日が、いつもの見慣れた風景を特別な色に変えていて。

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ああ、西日ってこんなにきれいなんだなって思いました。

ちょうど涼しい風も吹いてきて、ミニ盆栽たちも嬉しそうに揺れていて。

なんだか焦っていた心も、ふっと軽くなりました。

きれいな西日を見せてくれてありがとう。

ちょっと得した気分になった出来事でした。


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心に灯る光

幸せを 祈りしときに 灯るもの 心を照らす 光とならん

しあわせを いのりしときに ともるもの こころをてらす ひかりとならん

誰かの幸せを祈るときに心の中に灯る光は、自分の心を照らす光となることでしょう。

誰かの幸せを祈るとき、こころがほんのりとあたたかくなる。

それは、幸せであってほしいと願える人がいるということ。

嫌いな人の幸せは、なかなか祈れないもの。

だからこそ、幸せを願う人は、自分にとっての大切な人。

そんな人に出会い、そして幸せを願えるということは、あなたもすでに幸せだということ。

きっとあなたにも、同じように誰かが幸せを祈っているはず。

自分にとっての苦手な人や嫌いな人も、誰かにとっての大切な人。

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色んな人がいるので、それは当たり前のこと。

だからこそ、自分の大切な人との時間を優先したほうがいい。

あなたの中にある優先順位を見失ってはいけない。

大切な人を、大切にする。

だけど、大切な人以外を無視したり傷つけていいわけじゃない。

世の中はつながっているのだから、大切な人を大切にするだけでは生活できない。

今の生活ができるその先にいる人を見ることができれば、毎日がもっと感謝にあふれると思う。

そんな思いやりの世界になるといいな。


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花の終わりに

花はみな 盛りを過ぎて 散りぬれど 葉を纏う実は 秋を待つなり

はなはみな さかりをすぎて ちりぬれど はをまとうみは あきをまつなり

満開の花も時が経ち散ってしまったけれど、その葉に隠れるように育つ実は、夢を抱きながら秋を待っている。

花の盛りは短い。

永遠に咲き続ける花は存在しない。

人は花の美しさをとどめておこうと願うけれど、花にとってはどの季節も同じ。

若芽が吹くときも、満開の時も、葉を茂らせる時も、豊かな実をつけるときも、寒さに眠るときも。

1年というサイクルの中で、そのステージを精一杯生きている。

台風や日照り、梅雨に豪雪、さまざまなことがある。

それでも、そのサイクルを崩すことなく。

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この小さな花も、あの大きな木も、きっと同じ。

そう考えると、ただ尊敬の念を抱くのみ。

私のミニ盆栽たちも、花が終わるもの、新たに咲くもの、実をつけ始めたもの、葉を増やすもの、さまざま。

そのひとつひとつがとても愛おしく、とても尊い。

心が落ち着かないときは、自然に触れるといい。

人によってそれが、海だったり、山だったり、野原だったり、高台だったり、川だったり、滝だったり、田畑だったり、沼地だったり。

行くことがかなわないのなら、せめて、映像や写真だけでも。

自然から学ぶことはたくさんあるということを、今この年齢になっても常々思います。


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