六月の 止まない雨に 濡れそぼつ 紫陽花つつむ 人肌の風
ろくがつの やまないあめに ぬれそぼつ あじさいつつむ ひとはだのかぜ
降り続ける雨に濡れる紫陽花を温めるかのように、人肌のような温度を持つ梅雨の風が包み込んでいく。
梅雨の時期。
雨はただただ降り続け、
通り過ぎる風は生暖かい。
まるで人肌のように湿って暖かい風は、ジメジメ感とあわさると心地よいものではないけれど。
でも、もし。
もしこの人肌の風が、梅雨の雨に濡れ続ける紫陽花をあたためるためだとしたら。
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自分を温めるすべをもたない紫陽花を守るためだとしたら。
この風はきっと、紫陽花にとっての癒しなのだろう。
6月も今日で終わり。
少しずつ色々と落ち着いてきたので、また更新していきます。
それにしても月日が経つのが早いなあ。
下半期はしっかりと自分のペースで進めますように。