過去を偲びて

人はみな 戻らぬ日々を 惜しみける 明日を待つ日も 待たぬ日さえも

ひとはみな もどらぬひびを をしみける あすをまつひも またぬひさえも

人間というものは、過ぎた日々がもう二度と戻らぬことを名残惜しく思うものだ。明日が楽しいと期待に満ちた日も、絶望に染まっている日でさえも。

過去を偲ぶということは、
もう戻れない日々への深い郷愁。

記憶の中には鮮明に、
音や景色がありありと思い出せるのに。

その思い出もいつか薄れ、
そして今がまた新たな過去になる。

スポンサーリンク

明日が楽しいと希望にあふれる日も。
明日が来なければいいと絶望に嘆く日も。

どんな日も、いずれ必ず過去になる。

今を今と感じられるのは、今だけ。

だからこそ、
時というものは平等であり、
残酷であり、優しいのだろう。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク