朝凪によせて

夜が明けて 風が止まりし 朝凪に 心溶けゆく 光静かに

よがあけて かぜがとまりし あさなぎに こころとけゆく ひかりしずかに

長い夜が明けて、静かな朝凪の海を見ていると、光が海に溶けるようにざわざわした心も溶けていくようだ。

夜が明けて、
風が止まるとき。

朝凪の海は、
まるで空を映す鏡のよう。

風の音のない、
波のない海は、
静寂の世界そのもの。

その世界にいるということが、
今ここに生きているということが、
心のざわざわしたものを溶かしていく。

また風が吹き始めるように、
心もまた動き始める。

世界は静と動を繰り返し、
止まることなく動き続ける。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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