夜の海が映すもの

夜の海 星の光は 映らねど ゆらゆら揺れる 港の灯り

よるのうみ ほしのひかりは うつらねど ゆらゆらゆれる みなとのあかり

夜空で輝きを放つ星の光も、夜の海の前では映ることはない。しかし、港の灯りはゆらゆらと揺れ動いている。

その昔、満天の星空は、明るさすら感じられるくらいであっただろう。
もしかしたら、その光は夜の海すら照らすことが出来たのかもしれない。

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でも今は、地上の方が明るくなってしまった。
星の光も街の灯りの上の方しか見られなくなった。
少なくなったわけでもないのに。

眩いばかりの港の灯りは、夜の海を照らし揺らめいている。
何とも不思議なものだ。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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