夜の海 星の光は 映らねど ゆらゆら揺れる 港の灯り
よるのうみ ほしのひかりは うつらねど ゆらゆらゆれる みなとのあかり
夜空で輝きを放つ星の光も、夜の海の前では映ることはない。しかし、港の灯りはゆらゆらと揺れ動いている。
その昔、満天の星空は、明るさすら感じられるくらいであっただろう。
もしかしたら、その光は夜の海すら照らすことが出来たのかもしれない。
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でも今は、地上の方が明るくなってしまった。
星の光も街の灯りの上の方しか見られなくなった。
少なくなったわけでもないのに。
眩いばかりの港の灯りは、夜の海を照らし揺らめいている。
何とも不思議なものだ。