目を閉じて 両手広げる 我を抜く 波打つような 青田の風よ
めをとじて りょうてひろげる われをぬく なみうつような あおたのかぜよ
よく晴れた夏の午後。両手を広げた自分を通り抜けて、まるで青田を波打つように風が通り過ぎていく。

どこまでも続く青空に、
吹き抜ける強い風。
すくすくと伸びた青田は、
風を受けて波打つように揺れている。
こんな風の強い日は、
両手を広げて、
目を閉じて、
風を全身で浴びてみる。
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髪も、
服も、
まるで帆のようにはためいて。
ただただ、
風が通り抜けるのを、
心地よく感じるだけ。
それだけで、
とてつもない解放感。
夏ならではの、
自然の偉大さを感じるひととき。