川の流れに

滔滔と 流るる川は ただ流る 時の流れに 寄り添うやうに

とうとうと ながるるかわは ただながる ときのながれに よりそうように

緩やかに流れる川は、ただ流れていく。まるで、戻ることができない時間に寄り添うように、ただただ流れていく。

ゆるやかに流れていく川。

多少の緩急の差はあれど、
ただただ流れていく。

時の流れもまた同じ。
二度と戻ることはない。

思えば、
この世に戻れるものは何もない。

川の流れも、
時の流れも、
命でさえも。

戻ることはできないが、
巡ることはできる。

春が来て夏が来るように、
夜が明け朝になるように、
この水がいつか雲になるように。

季節の名こそ同じではあるが、
同じ季節は二度とない。

この世は前に進むのみ。
戻ることは理に反すること。

すべては時の流れに寄り添うように。
前を向き、
歩み続けよう。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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