津軽百首(白鳥の旅立ち)

春うらら 津軽の冬に 別れ告げ 飛び立つ白鳥 北へ北へと

はるうらら つがるのふゆに わかれつげ とびたつしらどり きたへきたへと

春になり、田んぼにいた白鳥もはるか遠い北の大地へ飛び去って行く。

雪解けが始まると、
白鳥たちは故郷の北の大地へと飛び立ちます。

長い旅路になるので、
雪が解けた田んぼに残るもみ殻や米をついばみ、
たくさん蓄えます。

スポンサーリンク

甲高い声とともに、
隊列を組んで飛び始める姿は、
津軽の農作業の始まりの合図。

また冬になり白鳥が再び訪れる頃まで、
しばしのお別れです。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク