津軽百首(雪のわだち)

降る雪に 先まで見えぬ 白き道 わだち頼りに 前へと進む

ふるゆきに さきまでみえぬ しろきみち わだちたよりに まえへとすすむ

雪が降り続け、先まで見えない時は、わだちを頼りに前へと進んでいく。

しんしんと、
ただただ降る雪。

あまりにも雪がはげしく降るときは、
向こうの景色も雪に埋もれて、
ただただ白く冷たい世界。

そんなときは、
わだちを頼りに歩く。

車が通った後は、
そのタイヤの摩擦熱と、
車の重さで雪も圧縮状態に。

たとえ真っ白だったとしても、
そこに凹凸がある限り、
影がある分、道がわかる。

雪国には、
雪国の生活の知恵があり。

それは、
誰に教えられるでもなく、
自然と身についてゆく。

きっと、
雪の中に見え隠れする、
先人たちが教えてくれるのだろう。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

ふじこをフォローする
津軽百首