津軽弁 岩木颪に 乗る調べ 想い伝える 雪を纏いて
つがるべん いわきおろしに のるしらべ おもいつたえる ゆきをまといて
津軽の厳しい冬に吹き渡る風。全てを凍てつかせ身を切るような冷たい風の中でも、想いを伝える津軽弁だけはほんのりとしたあたたかさを灯します。
(※安田蝸牛さんに上の句をいただきました、ありがとうございました!)
寒く厳しい津軽の冬。
世界は白に染まり、
全てを凍りつかせ、
吹き降ろす風は身を切るように冷たい。
その冷たい風は、
行くあてもなくただ吹きすさぶ。
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ひっそりと眠りにつく田畑に、
多くの実りをもたらしたりんごの木々に、
そして、各々の家に。
ただ耐えるしかないその冷たい風。
それでも、
その風に乗って聞こえる津軽弁は、
その人の想いを込めて、ほんのりあたたかい。
今でも、
あの冬の厳しい風を思い出すのは、
風の中に込められた想いを懐かしんでいるのかもしれない。
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