色ふる風

青の葉に 真綿の雲に 野の花に 風は色ふる 皐月の空へ

あおのはに まわたのくもに ののはなに かぜはいろふる さつきのそらへ

初夏の瑞々しい葉や白い雲、そして野の咲く花を揺らしながら、風はさわやかな皐月の空へと色を変えてゆく。

あっという間に街路樹のハナミズキが、
青々とした葉を茂らせる季節になりました。

空には白く丸い雲。
もこもことして気持ちよさそう。

色とりどりの野の花も、
気持ちよさそうに風に揺れています。

その風は、
時に青の葉の色になり、
時に白き雲の色になり、
時に野の花の色になり。

そして、最後は空の色になる。

全ての色に染まり、
そしてすべての色に染まらぬ風。

吹き抜ける風はどこまでも高く高く。

コロナ禍で暗いニュースが続きますが、
たまには空を見上げて季節を感じてみてくださいね。

梅雨前のさわやかな晴れの日。
きっと心が少し軽くなるはずです。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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