消える定めのシャボン玉

シャボン玉 儚く消える 定めでも 空のぼりゆく 数々のあわ

しゃぼんだま はかなくきえる さだめでも そらのぼりゆく かずかずのあわ

儚く消える定めにあるシャボン玉。それでも、風にのり次々と空へとのぼりゆくのだ。

子供と公園でシャボン玉をした。
柔らかな光が包み込む春の公園。

沢山の泡は、風を味方にしてどんどん空高く舞い上がっていく。
それを嬉しそうに追いかける子供。

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シャボン玉は儚く消えていくものの、ただまっすぐ空へ舞い上がる。
届くはずもない空へ、それでも舞い上がる。

きっとその心の中は希望に満ち溢れているのだろう。

届くか届かないは関係ない。
自分の心に希望が持てるかどうか、それが大切なのだ。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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