幼き子 注ぐ花びら 身に纏い 淡く色づく 道を駆けゆく
おさなきこ そそぐはなびら みにまとい あわくいろづく みちをかけゆく
幼子が、降り注ぐ桜の花びらで淡く色づく景色の中、駆け抜けていく。
穏やかな晴天は、前日の雨が嘘のように思われるかのように快適。
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そんな中、幼子と散歩をしていたら、遊歩道が一面の桜色に。
まだ散ってしまっているわけではなく、頭上の桜からひらひらと舞い落ちる。
そんな花びらを一面に受けながら、声を上げて駆け行く子。
季節が変わるごとの成長に胸を馳せながら、少したくましくなった後ろ姿を見つめ続ける。