ミツバチの 羽音に揺れる 野の草は ほほ笑みながら 春を彩る
みつばちの はおとにゆれる ののくさは ほほえみながら はるをいろどる
ミツバチがきて揺れる野の花は、まるでほほ笑むような優しさで、津軽の春を彩っている。

長い長い津軽の冬が終わり。
泥濘から出た新緑に小さな花が付き始めるころ。
津軽野もようやく春が来たと実感する。
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あちこちにミツバチが飛び、忙しそうに蜜を集めては、また飛んでいく。
その忙しそうなミツバチを、咲き誇る花は優しく受け止める。
ほほ笑むように揺れながら、春の柔らかい光を浴びて、小さな花は一層可憐に美しく咲き誇る。
みんなが待ち望んだ春。
奥津軽の春は、喜びに満ち溢れている。