津軽百首(りんごが実る頃)

悠々と 腰曲がりたる 老木の 枝に実りし 津軽の林檎

ゆうゆうと こしまがりたる ろうぼくの えだにみのりし つがるのりんご

どっしりとした老木が居並ぶ津軽のリンゴ畑。秋になり、その古いリンゴの木には、たわわにりんごが実っている。

青森と言えばりんご。
その中でも、りんごと言えば津軽。

そのくらい、
津軽にとってのりんご畑はなじみの深いもの。

秋になり、たわわに実る赤いリンゴは、
一種のイルミネーションのように、
かわいらしく日に照らされている。

今でこそ、Y字仕立てのりんごの木が主流ですが、
昔は横に広がる剪定をしていたので、
幹はどっしりとし、
この季節になると、
まさにたわわに赤いりんごを実らせます。

その下で、
ほっかむりをした農作業のおじさんやおばさんが、
3時のおやつを広げ、
ラジオをかけながら談笑しています。

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その傍らには、
青いカゴに入れられたもぎたてのりんごたち。

津軽の秋はとても活気にあふれていて、
りんご畑はとてもにぎやかです。

 

 

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