寒空の箒(ほうき)

風あびて 冬木の箒 寒空に 雲を掃いて 春を呼び込む

かぜあびて ふゆきのほうき さむぞらに ふゆをはらいて はるをよびこむ

寒の戻りの冷たい風が、空に向かって伸びている枯れ木の枝を揺らしている。まるで箒(ほうき)のような枝たちよ、重苦しい雲を掃きはらい春を呼び込んでおくれ。

久々に冷え込んだ朝。

吹く風は冷たく、
薄墨のような雲は重苦しい。

その風に揺れているのは、
まで芽吹いていない桜の木。

枯れ枝はまるで、
空に向かって伸びる箒(ほうき)のよう。

この重苦しい雲も、
心のもやもやも、
その箒(ほうき)で掃っておくれ。

そうすれば、
心も空も晴れて、
春の訪れもきっと、
少しだけはやくなるでしょう。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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季節の変わり目
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