五能線 桜に包まれ いざ行かむ 太宰治の 生まれし里へ
ごのうせん さくらにつつまれ いざゆかむ だざいおさむの うまれしさとへ
桜に包まれた五能線に乗り、さあ行こう、太宰治の生まれた金木町へ。

太宰治の生誕の地である、
青森県五所川原市金木町(旧・金木町)。
金木といえば、
私の祖父の実家がある場所。
青森県の桜の名所は多々ありますが、
桜予報として発表されるのが、三つの名所。
青森の合浦公園。
弘前の弘前公園。
金木の芦野公園。
私は鶴田町出身なので、
距離的には弘前公園も芦野公園も同じくらい。
一番早く満開になるのが弘前公園の桜。
そこから1~2週間してから、
芦野公園の桜が満開になります。
そして、その金木まで走る列車が五能線。
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夏は風鈴列車、
秋は鈴虫列車、
冬はストーブ列車と、
四季折々の名物ともなっています。
鶴田町の駅から乗ったり、
五所川原までバスで移動してから乗ったり。
幼心に、電車の旅はとてもワクワクして、
今でも車窓からの満開の桜が目に焼き付いています。
こんにゃくおでん、綿あめ、バナナチョコ。
シャコにトゲクリガニにお土産のおもちゃ。
ずっと流れている有線の音楽に、
カラオケ大会を見ながら、みんな笑顔で。
今はもう遠い思い出となりましたが、
それでも、目を閉じるとあの楽しかった記憶がよみがえります。
四季の中でも、春は特別な季節ですよね。
大変な時代ではありますが、
どうか春の楽しさや喜びを感じられますように。