春の夜に 眠りし花や 梅の花 朝日を待ちて 我も寝るかな
はるのよに ねむりしはなや うめのはな あさひをまちて われもねるかな
春の夜は、ひっそりと眠るように梅の花が朝日を待っている。明日また見事な梅を見るために、私もまた眠ろう。

春の夜。
厳しい冬を終え、
あたたかな日差しに包まれる春。
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それでも夜は、
肌寒い。
咲き始めた梅も、
ひっそりと夜の冷たさに潜み、
朝日を待ちわびているかのよう。
春の陽気は、
人も花も明るくさせる。
明日、また日の光の下に、
見事に咲き誇る梅を見るため、
私も眠ろう。