梅とメジロ

梅の香に つつまれ霞む 細枝を 揺らすメジロの ものさわがしさ

うめのかに つつまれかすむ ほそえだを ゆらすめじろの ものさわがしさ

梅の花が咲き誇る中、細い枝に止まるメジロは忙しそうに蜜を吸っている。

満開の梅の花は、
まわりを霞ませるほど香り高い。

その咲き誇る梅の枝が、
あちこちで揺れている。

揺れる枝には、
かわいらしいメジロの姿。

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気忙しそうに、
花の蜜を吸っては、
まわりを見渡し、
また蜜を吸う。

枝が揺れるたび、
梅の香りはさらに広がり、
春の霞はもっと深くなる。

風が運ぶその香りが、
どうかあなたにも届きますように。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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