津軽百首(畑への道)

休憩の おやつと飲み物 携えて ぐんぐん進む 畑への道

きゅうけいの おやつとのみもの たずさえて ぐんぐんすすむ はたけへのみち

農作業の休憩に食べるおやつと飲み物を準備して、みんながいる畑を目指してどんどん進んでいく。

農家の朝は早い。
そして、体力労働でもある。

なので、朝10時と昼3時はおやつ休憩。

椅子に座って(ビールの空きケースや木箱)、おかしや菓子パンを食べながら、水分補給。

ラジオを聞きながらの時もあれば、いろんな噂話やら世間話。

わいわいがやがや。

15分くらい休んだら、また作業開始。

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母は本家のリンゴ作業の手伝いに出ていたし、父と祖父は自分のブドウ畑の作業中。
祖母は家でご飯の支度。

だから、畑へ差し入れを持っていくのは、当時小学生だった私の仕事。

学校が終わって、3時のおやつに間に合うように。
休みの時は、10時のおやつにも間に合うように。

届けたときの嬉しそうなみんなの顔が大好き。

しかも、一緒にお菓子を食べられるというおまけつき!

あの笑顔の人たちも、もうほとんどが空の上。
願わくば、空の上でもみんな仲良く笑っていてほしい。

津軽の空は今も昔も変わらない。
これからもずっと、変わらないでいてほしい。


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春に舞う

吹き抜ける 風に誘われ 目をやれば 花は揺らめく 春の宴に

ふきぬける かぜにさそわれ めをやれば はなはゆらめく はるのうたげに

いつもより強く吹く春の風に誘われるまま振り返ってみると、色鮮やかな花たちが揺れて、まるで春の宴の中で舞を披露しているかのように見える。

春の風が吹く。
いつもよりも強く。

その風の行方が気になって、振り返ってみれば。

風とダンスをするかのように、揺れている花たち。

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春が来た喜び。
風が吹く喜び。
花が咲く喜び。

幾度となく吹く風に、その都度うれしそうに揺れる花たち。

花たちとダンスした後の風は、透き通るような空へと向かう。

いろんな喜びの声を、見守っている空へと報告しに。

だからこそ、人は、空を見ると心が癒されるのでしょう。


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言葉の可能性

伝えたい 思いを込めた 言葉には 人を動かす 力が宿る

つたえたい おもいをこめた ことばには ひとをうごかす ちからがやどる

思いが込められた言葉には、確実に言葉以上の何かの力が宿っている。

何気なく話す言葉なら、そこまで気にならないかもしれないけど。

もし本当に、誰かに伝えたい言葉があるのなら。

勇気を出して、思いを込めて、伝えてほしい。

無理に話さなくてもいい。

たくさん話さなくてもいい。

声に出さなくてもいい。

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ただ、あなたの想いを、言葉にする。

口で伝えてもいいし、紙に書いてもいい。

個人にでもいいし、世界に向けてもいい。

あなたの想いを言葉にする。

思ったことを言葉にする。

自分の心の中にあるものを、言葉にすることは大事。

言葉を意識するようになると、ちょっとだけ世界が変わって見えるかも。


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カラフルタイヤ

全力で 走って笑った あの日々を 見守り続ける カラフルタイヤ

ぜんりょくで はしってわらった あのひびを みまもりつづける からふるたいや

今はもう遠くて、なかなか思い出すこともないけれど、あの子供の頃に全力で走って笑った声を、公園のカラフルタイヤはずっと見守り続けている。

走って、走って。
笑って、笑って。

空はどこまでも続いてると思っていたし。
道もどこまででも続いていると思っていた。

約束なんかしなくても。
待ち合わせなんかしなくても。

公園に行けば、みんなに会えた。

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カラフルタイヤをジャンプして。
カラフルタイヤで語り合って。

そんな思い出の日々を、色あせたカラフルタイヤは見守り続けている。

今までも。
これからも。

あの公園の、あの場所で。


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ドラマのように

人はみな どこかで何かの 主人公 どう生きるかで 世界は変わる

ひとはみな どこかでなにかの しゅじんこう どういきるかで せかいはかわる

人はみんな、自分という人生の主人公である。どんなストーリーにするかは、自分次第。

誰もが、
人生という名のストーリーの主人公。

あなたは、
あなたというストーリーの主人公。

置かれた環境も、
育った環境も、
いろんなことはあるけれど。

もし、あなたが脚本家なら、
ここからどんなストーリーにする?

どんなイベントが起きる?
どんな心境にもっていく?

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主人公目線だけでなく、脚本家目線で見てみると、また違った見方ができるもの。

あなたは、
あなたという人物を、
どんな感じにしたいですか?

ドラマを見るように、今の立場を見てみましょう。

気分が乗らないのなら、何かのBGMをかけながら、想像してみましょう。

いつもの何気ない時間も、まるでドラマのワンシーンのように感じられるかも。

人は、なりたい自分になっていくもの。
さあ、どんなストーリーが展開していくかな?

どうせなら、
ワクワクするような未来を想像していきましょう!


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