津軽百首(ミツバチの季節)

ミツバチの 羽音に揺れる 野の草は ほほ笑みながら 春を彩る

みつばちの はおとにゆれる ののくさは ほほえみながら はるをいろどる

ミツバチがきて揺れる野の花は、まるでほほ笑むような優しさで、津軽の春を彩っている。

長い長い津軽の冬が終わり。

泥濘から出た新緑に小さな花が付き始めるころ。

津軽野もようやく春が来たと実感する。

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あちこちにミツバチが飛び、忙しそうに蜜を集めては、また飛んでいく。

その忙しそうなミツバチを、咲き誇る花は優しく受け止める。

ほほ笑むように揺れながら、春の柔らかい光を浴びて、小さな花は一層可憐に美しく咲き誇る。

みんなが待ち望んだ春。

奥津軽の春は、喜びに満ち溢れている。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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