一日の終わりに

一日の 終わりのたびに 思ふこと 吾子の温もり 感謝とともに

いちにちの おわりのたびに おもうこと あこのぬくもり かんしゃとともに

慌ただしく一日が終わって眠りにつく時、毎晩思うのは、我が子の温もりの心地よさと今日無事に過ごせたことへの感謝の気持ちである。

忙しければ、忙しいほど。
疲れていれば、疲れているほど。

全てを終えて、
お布団に入った時の心地よさは、
言葉では言い表せないほど至福の時間。

泣いた日も、
悔しかった日も、
困った日も、
苦しかった日も。

今日は本当に大変だったなと、
お布団は全てを包み込んでくれる。

そのお布団の中で、
ピッタリとくっつく娘の優しい温もりに、
とてつもなく癒される。

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ああ、今日も大変だったけど。
ああ、今日は本当に嫌な日だったけど。

でも、まあ、いいや。
明日きっといいことあるさ。

そう思わせてくれる魔法の時間。

今日も一日過ごせたこと。
心から湧き上がるありがたいという気持ちに、
感謝をしながら眠りにつく。

今日も一日おつかれさま。
そして、おやすみなさい。


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津軽百首(小屋の水仙)

寒さ耐え 錆びた小屋には 水仙が 咲きて喜ぶ 津軽の春よ

さむさたえ さびたこやには すいせんが さきてよろこぶ つがるのはるよ

厳しい寒さを幾度も乗り越えた畑の小屋はもう所々が錆びているが、今年も水仙が咲き津軽の春を喜んでいるようだ。

津軽の冬を幾度も越すうちに、
トタンで作られた畑の小屋は、
あちこちが錆びてくる。

真っ白な世界に閉ざされている頃は、
あまり目立たないけれども、
雪が溶けて色が戻ってくると、
途端にもの寂しくなる。

でも、そのそばに、
寄り添うように咲く水仙の姿が。

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毎年毎年、
少しずつ錆びていく小屋。

そして、
毎年毎年、
株を大きくして花が増えていく水仙。

どちらも、
やっときたつがるの春を、
心から喜んでいるようである。


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カレーの日

今日こそは 吾子と遊ぶと 決めた日の 我が家はいつも カレーが香る

きょうこそは あことあそぶと きめたひの わがやはいつも かれーがかおる

今日は我が子と全力で遊ぶと決めた日は、必ずカレーとなっている今日この頃。

幼稚園から帰ってきても、
年中の娘は遊びたい盛り。

最近は、
オリジナルストーリーでのごっこ遊び。

お気に入りのキュアスターのぬいぐるみを私に手渡し、
自分はスターのお姉さんという立ち位置で、
あれこれやっています。

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他のストーリーは、
リカちゃん人形2体をリックとリップと名付け、
悪の組織と闘うというパターンも。

あとは、
マイクラのクリーパーぬいぐるみで、
親子ごっこなどなど、
はじまると最低1時間は拘束される感じで。

だからこそ、毎日は無理だけど、
今日は本気で付き合おうと決めた日は、
カレーを作っておいて、
炊飯器もセットし、
お風呂もご飯も早めに終わらせ、
思う存分付き合います。

きっとこんな時間も今だけだから、
大切にしようと思う今日この頃です。


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粉雪の舞う空

舞いながら 空から降りし 粉雪は 雑多な街を 静かに包む

まいながら そらからふりし こなゆきは ざったなまちを しずかにつつむ

空に舞う粉雪は、いつもは賑やかで騒々しい街を包んでくれる。

天気予報どおり、昨日は雪が降りました。
とはいえ、積もることはなかったのですが。
雪の匂いと、凍てつく寒さに、久々に津軽の冬をおもいだしました。

空に舞う粉雪は、いろいろな音を吸い込んで、地面に触れては消えてしまう。

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それでも、たくさんの粉雪は、いつもは雑多な街を静かに包み込んでくれます。

静かな、静かな、雪の日。

雪の降る日は、ぜひ、デジタル機器を消して、その静けさを肌で感じてみてください。
静けさの中に、雪国の気配を感じることができますから。


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津軽百首(ホッケの飯寿し 其の四)

大樽に ホッケと野菜 米麹 漬け込み待とう 水上がるまで

おおだるに ほっけとやさい こめこうじ つけこみまとう みずあがるまで

大きな樽に、干したホッケと野菜と米麹を漬け込み、水分が出てくれば完成です。

ホッケの飯寿しの作り方シリーズです。
シリーズの流れは以下のリンクからご覧ください。

津軽百首(ホッケの飯寿し 其の一)
津軽百首(ホッケの飯寿し 其の二)
津軽百首(ホッケの飯寿司 其の三)

干しホッケが完成したら、いよいよ漬け込み作業になります。

各家庭で入れる野菜が違いますが、私の実家では、千切りしたニンジンと生姜、それに米麹と塩でした。

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大きな樽に、干したホッケを敷き詰め、その間にバランスよくニンジンと生姜と米麹と塩を重ねていきます。

樽いっぱいに漬け込んだら、あとは水分が上がってくるのを待つだけ。
カチコチだった干しホッケが、野菜の水分と発酵の力によって、ほろっとした食感になります。

独特の匂い、独特の風味、初めて食べる人はその味に戸惑うかもしれません。

それでも、太宰治もきっと食べたであろうホッケの飯寿し。
昔ながらの味を、今でも懐かしく思い出します。


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