力強い葉

じりじりと 焼けつくような 日差し浴び 葉はなお強く 張りをもたせる

じりじりと やけつくような ひざしあび ははなおつよく はりをもたせる

じりじりと焼けつくような日差し浴びながらも、瑞々しく茂る葉は、なお一層張りをもたせている。

暑い。
毎日、本当に暑い。

そんな暑さの中、
木陰に入るとホッとする。

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瑞々しい葉は、
どこぞの水不足なぞ
どこ吹く風と言わんばかりに、
その強い葉を茂らせている。

あのじりじりとした日差しの中でも、
決して枯れることなく、
凛とした佇まいで茂る葉。

体は夏バテ気味でも、
せめて気持ちだけは、
この葉のように、瑞々しくありたい。


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夜の彩り

月の花 風の歌声 空の星 水のせせらぎ 夜の彩り

つきのはな かぜのうたごえ そらのほし みずのせせらぎ よるのいろどり

月は花のように美しく、風は歌うように通り過ぎ、空には星が瞬いて、水のせせらぎが聞こえる。
夜は暗くて昼よりも目立たないが、こんなにも彩られているのだ。

空に輝く月。
その優しく照らす光は、
まるで花のように美しい。

風の歌声。
通り過ぎる風は、
まるで歌うかのように木々を揺らす。

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瞬く数多の星。
ひとつひとつは小さくも、
その控えめな輝きが奥ゆかしい。

水のせせらぎ。
とめどなく流れる水音は、
心に静けさをもたらしてくれる。

夜は、こんなにも、素晴らしい。

夜は、こんなにも、美しい。


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水際の杜若

水際の 目に鮮やかな 杜若 波打つ水面 涼しさ誘う

みずぎわの めにあざやかな かきつばた なみうつみなも すずしささそう

水際に杜若が咲いている。その鮮やかな紫は、波打つ水面とともに涼しさを誘う。

蒸し暑い日が続く。
夏本番と言えば、それまで。

もちろん、
クーラーをつけて涼むのもよし。

でも、
せっかくのこの暑さ。
粋な涼み方をしてみよう。

杜若の鮮やかな紫。
たまに揺れる水面。

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吹く風すら熱い日。

日差しはカンカンと照り付け、
影は短く色濃い。

流れる汗は、
じんわりと肌にまとわりつく。

暑い、暑い、暑い。

でも、暑いからこそ、夏。

たまには団扇片手に、
暑いねーと思いっきり感じるのもいいのかもしれない。


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満月の空

満月の  輝く空は  明るくも  星のささやき かき消すようで

まんげつの  かがやくそらは  あかるくも  ほしのささやき  かきけすようで

空には見事な満月が輝いているが、その明るさゆえに星たちのささやきをかき消しているかのようにも見える。

満月の夜。
くっきりとした輪郭で、
堂々と空を照らす月。

いつもは数え切れないほどの星が、
夜空の至る所でささやいているのに、
今夜はそれが聞こえない。

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きっと、
このまばゆい光の影となり、
小さな光はかき消されてしまうのだろう。

華々しい満月と対象に、
一つ一つは小さくとも、
空に散らばる無数の星たち。

今日は満月を楽しもう。

そして、少しずつ欠けていく月とともに、
星たちのささやきにも耳を傾けよう。


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朝もやの街

朝もやの 街は人より 鳥が鳴き ざわめく木々の 音に包まれ

あさもやの まちはひとより とりがなき ざわめくきぎの おとにつつまれ

朝もやに包まれる街は、まだ人の姿もまばらで、人の声よりも鳥や風に揺れる木々の音に包まれている。

朝もやの街。
まだ眠っている人が多い時間。

街はひっそりとしているが、
決して静かではない。

鳥の鳴き声、
木々のざわめき。

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人がいない街は、
いつもと違った意味でにぎやかだ。

もうすぐ、
街が動き出す。

彼らの声は、
またかき消されてしまうのだろう。

なら、せめて、
今だけは彼らの声を聞こう。


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