この世は全てに名がある

名を知らぬ ものはこの世に 数あれど 名など要らぬと 花は揺らめく

なをしらぬ ものはこのよに かずあれど ななどいらぬと はなはゆらめく

この世に存在する物には全て名がつけられていますが、美しく咲く花の前では、人間がつけた名など単なる記号で、まったく必要のないものなのでしょう。

道ばたの花や草、
生活に欠かせない道具、
行動や感情や記憶、
空や風、そして雲や雪や雨にも。

この世に存在するすべてに、
名はつけられている。

ともすれば、
私達はその名に囚われて、
さまざまなものを
見失っているのかもしれない。

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名も知らぬ花を見て、
その花を美しいと感じたならば、
花の名など関係ない。

物事の本質をみるときは、
名に振り回されず、
己が心の目を開くべきと、
花が教えてくれた。

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人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

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成長する我が子に

抱きしめる たびに重さを 感じては 愛しく思う 小さな背中

だきしめる たびにおもさを かんじては いとしくおもう ちいさなせなか

まだまだ抱っこをせがむ我が子ですが、その重さは日に日に増していく。
大きくなったと思うと同時に、まだまだ小さな背中を愛おしく思う今日この頃。

育児に終わりはないというけれど。
確かに、それはそうなのだけれど。

それでも、確実に、
手を離れていくというのは、
最近やっとわかる。

あんなに小さかったのに、
いつのまにか歩いて、
いつのまにか話して、
いつのまにか大きくなっていく。

今も抱っことせがむ娘は、
大分重くなったけれど、
まだまだ小さな背中に少し安心する。

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もっともっと、大きくなあれ。
もっともっと、強くなあれ。

でも、その言葉の裏には、
もっともっと、甘えていいんだよ。
もっともっと、そばにいていいんだよ。

そんな気持ちを抱えながら、
今日も君を抱きしめる。

いつか抱っこをせがまなくなる日まで、
その日が一日で遅くなるよう願いながら。

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