何気ない会話の中で

なにげない 会話の中の 言の葉に 伝えられない 想いをのせて

なにげない かいわのなかの ことのはに つたえられない おもいをのせて

何気ない会話ならできるし、真面目な相談もできるのだけど、肝心の自分の気持ちだけは伝えられない。
せめて、この何気ない会話の中、伝えられない想いをこめて話そう。

言葉は有能である。
自分の考えや思いを、
相手に伝えることができる。

その言葉は、
時に人を励まし、
時に人を傷つけ、
人生すら変えるほどの力を持つ。

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言葉は便利である。
思ってもいないことや、
嘘をつくこともできる。

自分の気持ちと違うことも、
本当の気持ちを隠すことも。

でも気がついてほしい。
本当は、わかってほしい。

この気持ちを伝える言葉を知っているのに、
私はその言葉が言えない。


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部屋の中の傘

初めての 傘を喜ぶ 幼子が 部屋の中でも 傘を広げる

はじめての かさをよろこぶ おさなごが へやのなかでも かさをひろげる

初めて、自分の傘を持った幼子。雨の日が待ちきれず、部屋の中でも傘を広げて歩き回っている。

初めての傘。
娘にとっては、あこがれの傘。

最近は梅雨と言うこともあり、
子供番組では、雨に関する歌が流れる。

そのアイテムと言えば、
傘とレインコートと長靴。

長靴だけは玄関で待機してもらい、
傘とレインコートで準備はバッチリ。

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彼女の中では、
部屋の中でも雨のイメージ。

傘をくるくる。
レインコートで暑くなって汗だくでも、
それでも楽しそう。

いっぱい汗をかいたから、
さっとシャワーを浴びようね。

きっと来年はもう、
傘とレインコートでこんなに喜ばないんだろう。
ただの雨の日に身に着けるものとなるのだろう。

なら、今は。
思う存分、楽しもう。
傘とレインコートも、とてもうれしそう。

今年の梅雨は、
いつもより楽しい時間が過ごせそう。


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夏とラムネ

くるくると 回るビー玉 ガラス瓶 しゅわしゅわ音を 暑さと飲みほす

くるくると まわるびーだま がらすびん しゅわしゅわおんを あつさとのみほす

うだるような暑さの中、ひんやりとしたラムネ瓶。
しゅわしゅわという軽快な音とともに飲み干すと、暑さまで和らぐような気がする。

暑い夏。
流れる汗と、じりじりする日差し。

木陰に入っても、
風は生ぬるく、まったく休めない。

こういう時は。
夏の風物詩ともいえる、あれ。

ひんやりとしたガラス瓶。

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数えきれないほどの小さな泡と、
大きくて透明なビー玉。

フタをとり、
一口飲むと、
しゅわしゅわしゅわしゅわ。

この軽快な音と、喉ごしと、甘さ。

少しだけ、
暑さが和らぐ気がする。

これからが夏本番。
今年は何本、飲むだろうか。


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夢を持つ瞳

夢をもち 未来を見つめる 瞳には 希望という名の 灯りがともる

ゆめをもち みらいをみつめる ひとみには きぼうというなの あかりがともる

夢に向かって突き進んでいる人の瞳は、希望という名の灯りでキラキラと輝いている。

夢を持つ大切さ。
それは、幼い頃は色々な人から言われたもの。

大人になって、
夢だけでは生きていけない現実を目の当たりにし、
いつの間にか、夢を見ることすらしなくなる。

でも、さらに年を重ねて思うのは、
それでも、夢は見るべきだと言うこと。

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叶う、叶わないの問題ではない。

ただ、夢というものが持つエネルギー。
それは、何よりも強く明るく心に灯をともす。

その純粋たるエネルギーこそ、
生きていく上で必要不可欠なものだと知る。

夢を持とう。
心の中に、あなただけの夢を。


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星をつなぐ人

夜の空 あまたの星を なぞらえて 語りあかすは 古の人

よるのそら あまたのほしを なぞらえて かたりあかすは いにしえのひと

夜空に広がるいくつもの星。
昔の人々は、その星の中に何かを見出して、さまざまなものに見立てては、あれこれ語り明かしていたのだろう。

夜空に広がる満天の星。

地上は随分と変わっただろうが、
夜空だけはきっと、数千年前も、その前もずっと同じ。

我らの知るところの星座も、
思えば昔の人たちが考えたもの。

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星ひとつひとつの輝きに、
何か規則性を持たせたり、つなげたりして、
あれこれ語りあかしたのだろうか。

命は紡がれる。

星をなぞらえた人と会うことはできないが、
こうして、その人の思いに触れることができる。

いつでも、変わらない夜空。
きっと数千年後も、変わらないまま。

古の人々も、
きっとそう思いながら、
星に思いを馳せたのだろう。


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