夏祭り

夏祭り いつもと違う 浴衣着て 少し背伸びの 幼き我が子

なつまつり いつもとちがう ゆかたきて すこしせのびの おさなきわがこ

園の夏祭り。いつもと違って浴衣風の甚平を着て、髪を結い上げ、少し背伸びしているような我が子。少しだけ大人になったような感じがする夏の日。

園の夏祭り。
今日はちょっとだけおめかし。

浴衣みたいな甚平。
いつもより高く結い上げた髪。

いつものカラー帽も、
通園リュックも、今日はお留守番。

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ちょっとだけ大人びたような、
緊張しているような我が子。

一緒に通っている男の子は、紺の甚平。
娘とお友達は、ピンクの甚平。

色とりどりの甚平や浴衣に身を包み、
とても賑やかな夏祭り。

成長を感じる、ある夏の日の夜。


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空に広がる天の川

七夕の 空に広がる 天の川 願いよ届け 遥か彼方へ

たなばたの そらにひろがる あまのがわ ねがいよとどけ はるかかなたへ

七夕の日の空には、天の川が広がっている。
この川を上って、願いは遥か彼方へ届けられていくのだろうか。

星たちがひしめき合う天の川。

川のようでもあり、
竜のようでもあり、
遥か彼方へといざなう。

一年に一度の七夕の日。

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各々の願いを、
天に届けるのは誰なのだろうか。

きっと、
この数多の星がささやき合い、
糸を紡ぐように運ぶのだろう。

願いはいつか、
形となって、ね

どうか、願いが叶いますように。


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早起きした朝

いつもより 少し早起き した朝の 日差し優しく 思わず微笑む

いつもより すこしはやおき したあさの ひざしやさしく おもわずほほえむ

いつもより少し早起きした朝。いつものように窓を開けると、ジリジリした日差しではなく、まだ優しい光。その心地よさに、思わず微笑んでしまった。

いつもより、
少し早く目が覚めた。

二度寝してもいいのだが、
今日はなんとなく起きてみた。

いつも通り、
カーテンを開けてみると。

思った以上に、
やわらかな日差し。

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夏のギラギラ感がまだない、
清々しさだけの日差し。

ああ、少し早いだけで、
こんなにも日差しの強さが違う。

とても重大な秘密を知ったようで、
思わず微笑む。

例え夏でも、
朝の日差しはやわらかなんだ。

そう思っているうちに、
いつのまにか、
いつもと同じ日差しになっていた。


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雨の次の日

雨が去り 日差しとともに そよぐ風 深く吸い込み 心も乾かす

あめがさり ひざしとともに そよぐかぜ ふかくすいこみ こころをみたす

激しい雨が過ぎ去って、眩い日差しと吹き抜ける風。
湿り気のある風ではなく、軽やかな風なので思わず深呼吸。重苦しい気持ちも軽くなるようだ。

梅雨の中休み。
暗く長い雨が一旦止んで、
今日は朝から青空。

眩しい日差しが心地よい。

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吹き抜ける風も、
梅雨独特の湿り気のある風ではなく、
さわやかな軽い風。

どうしても、
どうしても梅雨の時期は、
気分が滅入りがち。

でも、この軽い風を
胸いっぱい深く吸い込んで、
湿った心を乾かそう。

また明日から雨でも、
きっとがんばれるから。


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夜の雨音

暗闇に 響きわたるは 絶え間なく 降り続ける雨 止み方知らず

くらやみに ひびきわたるは たえまなく ふりつづけるあめ やみかたしらず

台風の影響で、激しい雨が降り続いている。
夜なので窓を開けてはいないが、雨音を聞く限り、止む気配もなく降り続けている。

夜の雨。

暗闇の中、
雨音だけが部屋に響いている。

日中の雨と違い、
夜に振り続ける激しい雨は、
心を不安にさせる。

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きっとそれは、
遥か昔の人の記憶なのだろう。

今は絶対に安全な家の中で、
止み方を忘れたかのように降り続ける雨を、
その雨が鳴らす雨音を聞いている。

いつか雨は止む。

わかっていたとしても、
暗闇の中で降り続ける雨は、
もしかしたら止まないんじゃないかと、
なぜか心をざわつかせる。


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