言葉にならない恋

日常に あふれる言葉 あつめても 君に伝える 言葉にならず

にちじょうに あふれることば あつめても きみにつたえる ことばにならず

日常に溢れる言葉をすべて集めたとしても、あなたを思う気持ちを表す言葉にはならない。

愛してる。
好き。
そばにいたい。
自分を見てほしい。
笑顔を見たい。

恋をすると、
さまざまな感情が胸の中に生まれ、
人はなぜか、
それを言葉にしようと思うもの。

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でも、
この思いをすべて伝える言葉が、
これだけあふれてるのに、見つからない。

言葉は万能。
でも、言葉でも伝えられないものがある。

あなたが好き。

おそらく、あなたが思ってる「好き」よりも、
ずっとずっと、好き。


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虹の橋

雨上がり 鉛色の雲 おしのけて 空に架かるは 虹の七色

あめあがり なまりいろのくも おしのけて そらにかかるは にじのなないろ

雨上がりの空に、虹がかかっている。ついさっきまで雨を降らせていた鉛色の雨雲をおしのけるように、色鮮やかな七色が映えている。

雨上がりの空。
鉛色の雲がまだたちこめている。

ゆっくりとお日様が顔を出すと、
それに合わせるかのように、
虹の橋が空に架かる。

重苦しい空色と対照的な、
虹の七色。

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もう少しすれば、
この雨雲も消えてしまうのだろう。

そして、
この虹もまた、消えてしまうのだろう。

いつのまにか青空になり、
雨が降っていたことなど忘れてしまうのだろう。

また、次の雨が降るまでは、
空は青いものと誰もが思うのだろう。

雨も虹も、儚いもの。
だからこそ、人の心に残るのだろう。


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夏越の祓

水無月の 茅の輪くぐりて 厄落とし 気持ち新たに 迎える文月

みなづきの ちのわくぐりて やくおとし きもちあらたに むかえるふみつき

夏越祓の茅の輪くぐりをし、半年間の厄を落とし、気持ち新たに七月から頑張ろうと気を引き締める。

夏越の祓。
半年の間にたまった穢れを払うもの。

家族でよく行く神社に、
茅の輪が設置され、その奥には七夕の短冊が。

もうそんな季節なのか。
もう今年の上半期は終わったのか。

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驚きとともに、
下半期は何事もなく穏やかに過ごせるよう、
みんなが幸せであるよう、
茅の輪をくぐりながら祈る。

神社はいつも、清らか。

この凛とした空気を吸い込むたび、
心が引き締められる。

梅雨の晴れ間のひととき。
さあ、がんばろう。


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娘の反抗期

できること できないことを 確かめる 涙あふれし 幼き我が子

できること できないことを たしかめる なみだあふれし おさなきわがこ

いよいよ本格的な反抗期に入った娘。
できることとできないことの判別がわからないので、毎日、いろんなことに挑戦しては大号泣している。

やってきました反抗期。
いろいろ話も聞いていて心の準備もしていましたが。

なかなかのものですね。
成長というものは痛みが伴うと言いますが。

うん、親の痛みもなかなかです(色んな意味で)

母の一件もあり、
理想としては、もうちょっと自分の体力を立て直してから、
反抗期が始まってほしかったな、と。

とはいえ、彼女には彼女のペースがあるんですよね。
親として甘んじて受け止めなければ。

そんな彼女の一日。

まず、夢見がわるかったのか、
朝5時半から大号泣で起床。

お父さんが仕事に行くのが嫌と大号泣。

ズボンが一人でうまく履けなかったと大号泣。

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クッションがソファから落ちたと大号泣。

布団の打ち直しで、
お店の人が持って行ったのが嫌だと大号泣。

うん、本当に毎日イライラしまくり。
毎回、説得して納得させることも、なかなか大変。

とはいえ、それ以外では、随分と大人びてきました。

お手伝いは積極的にするし、
少しでも横になってると、

「いたいいたい?」

と、毛布を持ってきてくれたり。

あの小さな彼女の中に、
大人と子供が同居しているような状態なんですね、きっと。

そういう意味で、大変だけど興味深い。

さて、今日も負けずに頑張りますか!


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雨のリズム

梅雨の朝 めぐみの雨と 花は咲き 葉は青々と リズムを刻む

つゆのあさ めぐみのあめと はなはさき ははあおあおと りずむをきざむ

梅雨独特の雨ばかりが続く日の朝。それでも、降り続く雨は恵みの雨だと言わんばかりに、花は咲き、葉は青々とリズムを刻んでいる。

雨が続く。
どんよりとした空。
湿った空気。
まとわりつくような息苦しさ。

梅雨の日は、
心が静かになるというよりは、
何か重くのしかかるような時期。

だが、
その雨こそが、恵みなのだと、
そう誇るかのように、
花は咲き、葉はリズムを刻んでいる。

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光があれば影がある。
晴れの日もあれば、雨の日もある。

うれしいときも、
かなしいときも、
そのどれもが、かけてはならないもの。

この雨を好きになれなくてもいい。
この雨を嫌いになってもいい。

少なくとも、
この花や木や草は、
雨を喜んでいるのだから。

あなたが無理に好きにならなくていい。


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