梅雨空の上

梅雨空の 雲の上には 果てしなく 広がる青空 かがやく太陽

つゆぞらの くものうえには はてしなく ひろがるあおぞら かがやくたいよう

梅雨空のどんよりとした雲。しかし、その雲の上には、どこまでも青く果てしなく続く空と、照り付ける太陽があるのだ。

梅雨の時期。

空気は湿っていてどんより重い。
空はまるで太陽などなかったかのように、
鉛色の壁をつくっている。

しかし、その雲のすぐ上。
すぐ上には、果てしなく青空が広がっているのだ。

どこまでも、どこまでも続く青い世界。

そして、ギラギラと照りつける太陽。
白くてふわふわとした雲。

どんなに重く苦しい気持であったとしても、
その重さの裏には、明るい気持ちがあることを、
私達は決して忘れてはいけない。

 

更新、再開します。

思えば、二週間前の今日は、
母が倒れたと知らせを受け、主人と娘とともに、
ただただ母の無事と、帰ることだけを考えていました。

おかげさまで、母も先日退院。

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リハビリは通わなければいけませんが、
一人で歩行も食事も歯磨きもでき、
驚異的な回復で退院と相成りました。

人の命というのは、とても不思議なもの。

いつかは終わると誰もが知っているのに、
いざ、その狭間に立たされると、
どうかどうか終わらないでほしいと願ってしまう。

その願いが、
時には聞き届けられ、
時には聞き届けられず、
やはりそこは天命なのだと実感するばかり。

今回は、母の回復を、心より喜び、感謝しています。

もっともっと伝えたいこと。
もっともっと親孝行したいこと。

そして、なにより、
普段はそこまでゆっくり会えなかった、
兄一家と、父。

どうしても、上京していると、
帰省したとしてもわずかな時間。

今回のことで、
いろいろと話すことが出来、
大切な大切な家族との絆が深まった気がします。

何はともあれ、本当にご心配をおかけしました。

明日からは、また通常更新に戻ります。
もし、また読んでいただけたら、幸いです。


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命あらばと

ただひとつ 命あらばと 願いつつ 床臥す母の 手を握りしめ

ただひとつ いのちあらばと ねがいつつ とこふすははの てをにぎりしめ

とにかく命だけでも助かってほしいと、ずっと母の手を握りしめながら祈っている。

更新が滞り申し訳ありません。

先日、母が倒れました。
第一報を聞いて、急遽、主人と娘とともに帰省することになりました。

もう頭がパニックで真っ白になりながらも、

私はとりあえず帰省の準備
主人は新幹線のチケット予約

ドタバタしながらなんとか済ませ、
タクシーで駅まで。

娘にとっては初めての電車と新幹線。

通勤ラッシュではないものの、
座る場所もなく、大人の中にポツンと小さい娘。

娘に気がついたご年配の男性が、
読んでいた新聞を丸めて、私の手をつんつん。

???と振り向くと、
席を譲ってくださるとのこと。

人の優しさがものすごくありがたくて、
何度もなんどもお礼をしました。

目が合うたびに会釈をすると、
にっこりと笑い返してくれるご年配の男性。

母のことを思うと不安で仕方ない中に、
ふと触れた人の優しさに、
とても心が救われました。

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その節は、本当に本当にありがとうございました!

おかげさまで、
娘を抱っこして座れました。

その後、地下鉄に乗り換えて、新幹線。

娘も、私のただならぬ表情をみて、
いつもとは違って、お利口さんに乗ってました。

途中、眠くて少しぐずり、
その後、2時間くらい眠りました。

駅にはお義姉さんが迎えに来てくれてて、
そのまま病院へ。

意識不明で昏睡状態でしたが、
私の声を聞いた途端、
うっすらと目を開けました。

主人は仕事のこともあり、
夕方にはまた新幹線で東京に戻りました。

その後、少しずつ容態は安定し、
今朝、無事に意識が戻りました。

しばらくは、母のリハビリのサポートに専念しながらになりますので、更新が遅れがちになりますが申し訳ありません。

ただ、本当に、本当に、助かってよかったという思いばかりで…。

今回は慣れない携帯での更新なので、画像や装飾も違うと思いますが、何卒ご理解いただけたらと思います。

自宅に戻り、通常更新ができるようになった時、また改めて記事投稿しますね。


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空のぼんぼり

ふうわりと ぼんぼり灯す 夜の空 うすく広がる 雲をにじませ

ふうわりと ぼんぼりともす よるのそら うすくひろがる くもをにじませ

うっすらと雲が出ているせいか、どこかぼやけて見える月。
ぼんぼりのような明るさで、広がる雲を照らしている。

澄み渡る夜空に、
くっきりと浮かぶ月も良い。

ぼんやりとした薄暗い空に、
にじむような月も良い。

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どんな月でも、
月というだけで風流である。

今宵の月は、ぼんぼり月。

まあるく淡く、夜空を照らす。

優しい光は、
誰をもやわらかく包む。


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人の伸びしろ

まだまだと 云うは此れから のびる者 云わぬは盛りを 過ぎた者なり

まだまだと いうはこれから のびるもの いわぬはさかりを すぎたものなり

まだまだだと思える人は、これから伸びる可能性があるが、思わなくなった時点で、すでに盛りを過ぎているものだ。

いや、まだまだですよ。
全然、まだまだなんです。

そんな言葉を聞くたびに、
ああ、この人はもっと伸びていくなと、
確信する。

年齢や経験は関係ない。

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どんな職業でも、どんな趣味でも、
まだまだと思えなくなる時点で、
奢りがうまれる。

そうなれば、成長は止まってしまう。

人間は成長し続ける。

それは、若くても年老いても、
なんら変わることはない。

人の伸びしろは、
謙虚な心がある限り、無限にある。


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木陰トンネル

暑くとも 暑いと云わず そびえたつ 木々がつくるは 木陰トンネル

あつくとも あついといわず そびえたつ きぎがつくるは こかげとんねる

じりじりとした日差しで誰もが暑いと感じる中、きっと暑いであろう木々は何も言わず悠然とそびえ立っている。
その木々が作り出す木陰の道は、まるでトンネルのようだ。

暑い。
今日は、暑い。

日差しがじりじりとして、
風は強いが生暖かい。

いきなり30℃を超えると、
体力的にもついていかないのか、
どうにもこうにも疲れがたまる。

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そんな中、
同じ状態でも、そびえ立つ木々。

暑かろうに。
眩しかろうに。

それでも、悠然とそびえ立つ姿は、
自然の尊厳そのもののように見える。

その影は、人々を癒す木陰。
まるでトンネルのように、そこから温度が変わる。

木陰トンネルで一休み。
少し休んだら、また歩こう。


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