心の大地

ざわざわと 揺れる枝葉は 揺るがない 大地を伝う 根在りて育つ

ざわざわと ゆれるえだはは ゆるがない だいちをつたう ねありてそだつ

強い風にざわついている枝や葉は、一見すると弱そうに見えるかもしれないが、実際は揺らぐことがない大地にしっかりと根を張っている。

もし、今、感情に揺れている人がいるのなら。
それがつらいと思っているのなら。

深呼吸をしながら、ゆっくりと想像してほしい。

大きな木があり、そこに強い風が吹いてきた。

強い強い風なので、枝はしなるように曲がり葉はざわざわと不穏な音を奏でる。

晴天ならともかく、もし曇天なら、ものすごく不安を感じることでしょう。

でも、そんな時だからこそ、視線を上ではなく、下に向けてみよう。

このざわざわとした不穏な雰囲気と違い、揺るがない大地の下には、立派な根がはりめぐらされていることを。

きっと、感情は上の部分。
だけど、誰の心にも大地とおなじ揺るがない場所がある。

その心の大地は、あなた以外、だれも触れることは出来ず、傷つけることもできない。

いろんな感情が入り乱れたときは、自分の心の大地を思い出してみよう。

大丈夫。
きっと、今の経験がまた新しい枝葉になっていくのだから。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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