満開の梅

やわらかな 光と共に 梅は咲き 香の風そよぎ 春を届ける

やわらかな ひかりとともに うめはさき かのかぜそよぎ はるをとどける

春特有の柔らかな光を受けて、梅の花が咲き誇る。その梅の香がそよ風にのって春を届けていく。

3月になり、一気に春めいてきました。

梅の花も満開になり、
光りはいつにもまして優しく、
風も優しく吹き抜ける。

春だなあ。

そんな言葉をつい言いたくなるような、
あたたかい気持ち。

盆栽たちが無事に冬越えできたことに、
心底ほっとしています。

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寒さに耐えたカマツカコケモモは、
冬の寒さで赤紫色の葉に変わったものの、
ここ数日の暖かさで緑色に戻ってきています。

柔らかだった若葉が、
冬を越え、厚く強く張りがある葉に変わり、
新しい芽を雨風から守るかのよう。

ずっと春なら穏やかで過ごしやすいのに。

誰もが一度は思うことかもしれませんが、
植物を見るとそうではないと思い知らされます。

厳しい冬を耐えることも、
花を咲かせ実をつけ枯れていくことも、
自然の理を知れば当たり前のこと。

今は穏やかな春の光を存分に、
春を満喫しましょう。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

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