春光に 溶けゆく桜 まどろみて 揺れる風にぞ 目覚めて香る
しゅんこうに とけゆくさくら まどろみて ゆれるかぜにぞ めざめてかおる
春の柔らかい光に、淡い桜花が透けてまるで光の中で眠っているようにも見える。
そんなとき、風がふいて花を揺らすと、思い出したかのように香りはじめていく。

駆け足で咲き始めた桜。
遊歩道の桜はもう散り始めてしまいました。
春色に染まる町並みの中、
柔らかい日差しに桜が溶けてしまいそうで。
光に透ける花弁は、
まどろんでいるかのよう。
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春風が枝を揺らし、
まるで目覚めたかのように香り始める桜。
あたたかな日差しは、
人も桜もまどろみの世界へ誘う。
心地よいこの春を、
思う存分、満喫しよう。