桜色の光

春光に 溶けゆく桜 まどろみて 揺れる風にぞ 目覚めて香る

しゅんこうに とけゆくさくら まどろみて ゆれるかぜにぞ めざめてかおる

春の柔らかい光に、淡い桜花が透けてまるで光の中で眠っているようにも見える。
そんなとき、風がふいて花を揺らすと、思い出したかのように香りはじめていく。

駆け足で咲き始めた桜。
遊歩道の桜はもう散り始めてしまいました。

春色に染まる町並みの中、
柔らかい日差しに桜が溶けてしまいそうで。

光に透ける花弁は、
まどろんでいるかのよう。

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春風が枝を揺らし、
まるで目覚めたかのように香り始める桜。

あたたかな日差しは、
人も桜もまどろみの世界へ誘う。

心地よいこの春を、
思う存分、満喫しよう。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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