人知れぬ冬の森

人知れぬ 森を守りて そびえ立つ 雪纏う木よ 寒くはないか

ひとしれぬ もりをまもりて そびえたつ ゆきまとうきよ さむくはないか

雪を纏いながらそびえ立つ木よ、森を守るためとはいえ寒くはないのだろうか。

森の奥深くには、
未だ人の目に触れてはならない世界がある。

葉が全て落ちてしまう冬は、
森の奥深くまで見えてしまうかもしれない。

だからこそ、
森を守りし木々は、
雪を纏ってそびえ立つ。

どれだけ冷たくても、
どれだけ辛くても、
その森を守るがためにそびえ立つ。

雪が溶け、
葉が茂り、
森の奥深くを隠すまで。

その時がくるまで、
ただひっそりと待ち続ける。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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