初詣(折句)

懸けまくも 畏き神に みなひとは もろもろ祈る 千代に八千代に

かけまくも かしこきかみに みなひとは もろもろいのる ちよにやちよに

声に出して言うのも憚られるほど畏れ多い神に、人はずっと幸せであるように祈り続けていく。

※「鏡餅」の折句となっております。

先日の雪は本当にすごかったのですが、
今日でやっと日陰の分もすっかり消えました。

いつもの風景に戻った町並みは、
日差しも暖かく感じ、
とても過ごしやすい一日ですね。

まあ、これが続くわけではなく、
これからが寒さ本番というところなのですが。

今回の短歌は、
久々に折句を取り入れてみました。

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「か・が(か)・み・も・ち」となっております。

初詣に参拝する人々を見て、
それぞれの願いを祈る姿に、
昔からきっとこうやって人々は祈りを捧げて、
またこれからもずっと祈りを捧げていくのだろうと思い詠んでみました。

なんというか、
時を経ても変わることのない祈る姿に、
懐かしさというか、
尊さというか、
日本人の本質を見るような気がして、
とても心が温かくなります。

どうか、みなさんの願いが叶いますように。

そして、またオミクロン株で感染者が増えてきていますので、
ご自愛くださいますように。


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