たんぽぽの綿毛

ふわふわと 幼子の息 風になり 青空に飛ぶ たんぽぽの綿毛

ふわふわと おさなごのいき かぜになり あおぞらにとぶ たんぽぽのわたげ

幼子の吐息が風となって、たんぽぽの綿毛を空高く飛ばしていく。

手に取った綿毛を、さも不思議そうにみつめる我が子。

スポンサーリンク

これはたんぽぽのお花の種で、
ふわふわの白いものは遠くに飛ぶためのものだよ。

思いっきり吹き付けた吐息は風となって、
綿毛を空へといざなっていく。

どこまでもどこまでも遠くへ。
いつか目を出すために、もっと遠くへ。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク