津軽百首(真冬の川音)

荒ぶ風 真白に染まる 津軽野の 冴ゆる川音 聞く人もなく

すさぶかぜ ましろにそまる つがるのの さゆるかわおと きくひともなく

津軽平野に吹き荒ぶ風は、雪を舞い上げ真っ白な世界に染め上げる。その白銀の世界を流れる川音はとても清らかではあるが、その音を聞く人はいない。

津軽の冬は厳しい。

さえぎるもののない津軽平野は、
北風が縦横無尽に吹き荒ぶ。

雪に覆われた景色が、
舞い上がる雪でさらに白くなり、
白銀の世界へと変える。

止まぬ風は波のように、
時に強く、時に弱くなり。

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風が吹き止むほんの僅かな時、
絶えず流れる川音に気が付く。

冷たさを増す空気に、
清らかさを増す川音。

だが、この美しい音を聞く人はいない。

訪う人のいない川岸に、
ただ清らかな川音だけが響いて、
そして、風の音に消えていく。


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至福のひととき

ランプの灯 あわく活字を 浮かべれば まどろみながら 夢の世界へ

らんぷのひ あわくかつじを うかべれば まどろみながら ゆめのせかいへ

寝る前の至福のひと時といえば、布団の中で本を読むこと。淡い光に照らされた文字は、ふわふわと夢の世界へいざなってくれる。

まだまだ寝かしつけというか、
眠るまではそばにいてほしい娘。

寝る前は、
いろんな気持ちがあふれるのか、
悩みや辛かったこととかをぽつりぽつり。

その一つ一つを聞いて、
時に励まし、
時に笑い飛ばし、
時に真剣に一緒に悩み。

そうして、娘は夢の中へ。

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私はというと、
枕元のランプをつけて、
しばし読書タイム。

紙のめくる音と、
娘の寝息と、
ほかほかのお布団。

まさに、至福のひととき。

ではでは、みなさま、
おやすみなさい。


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あけましておめでとうございます

元旦の 清き光が 指し示す 己が誓いを 胸に抱きて

がんたんの きよきひかりが さししめす おのがちかいを むねにいだきて

元旦の清らかな光は、どこまでもまっすぐに心の中を照らしてくれる。
その心の中に芽生えた誓いを忘れぬよう、胸にしっかりと刻み込み過ごしていこう。

新年、あけましておめでとうございます!

こちらは澄み切った青空に、
眩いばかりの太陽が輝いています。

オミクロン株のこともあり、
まだまだ前と同じ日常には程遠いですが、
こんな時だからこそ、
心の光を絶やすことなく過ごしていきたいと思います。

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今年の抱負としては、
新らたな挑戦を考えています。

まだイメージ段階なので、
ここではお話できないのですが、
ある程度形になりましたら、
改めてお話いたしますね。

新しい挑戦を始めるのは、
なんだか不思議な感じでもありますが、
しっかりとあきらめず前を向いて頑張ります!

そんなこんなで、
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。


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