風なくも 枝より落つる 手毬雪 わらしら遊ぶ はないちもんめ
かぜなくも えだよりおつる てまりゆき わらしらあそぶ はないちもんめ
風が吹いていないのに、枝に降り積もった雪は、まるで手毬のように丸まって落ちてくる下で、子供たちが遊んでいる。この手毬のような雪はきっと、雪わらし(雪ん子)が落としているんだろうなあ。

冬も深くなると、
木の枝に雪が降り積もる。
その雪は、
ところどころ、
風もないのに落ちてくる。
まるで手毬のように小さな雪は、
きっと雪ん子が落としているのだろう。
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子供たちが歌う「はないちもんめ」
木の上と、木の下で、
お互いの姿は見えなくても、
心はどこかつながって、
楽しく遊んでいるような。
冬を心から楽しむ子供らの姿は、
雪を纏うものの目にも愛しく映ることでしょう。