津軽百首

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津軽百首(遠き夕暮れ)

暗くなる 前に帰りを 促すは 足元照らす 夕陽の鏡くらくなる まえにかえりを うながすは あしもとてらす ゆうひのかがみ日が暮れて周りはもう暗くなるころ、早く帰るように水たまりに映った夕陽がおしえてくれるようだ。学校帰り、約束したわけでもな...
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津軽百首(春の小川)

雪解けの 水は雪より 冷たいと 泥に潜りし 泥鰌と田螺ゆきどけの みずはゆきより つめたいと どろにもぐりし どじょうとたにし雪解けの水はとても冷たいので、きっとドジョウやタニシも寒くて泥に潜っているだろう。雪解けの水は、雪よりも冷たい。山...
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津軽百首(薪ストーブの灰)

灰撒きて あとは青空 待ちわびる 照らせや照らせ 雪をかき消せはいまきて あとはあおぞら まちわびる てらせやてらせ ゆきをかきけせ薪ストーブから出た灰を、積もった雪に撒いていく。早く日差しが出て、この積もった雪をかき消してくれますように。...
津軽百首

津軽百首(米に宿る神)

「一粒の 米には八十八の神 忘れず食べよ」 祖父母の教えひとつぶの こめにははちじゅうはちのかみ わすれずたべよ だいちのめぐみ「一粒の米には八十八の神様が宿っているのだから、感謝して食べなさい」と、今は亡き祖父母の言葉が思い出される。一粒...
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津軽百首(盆が終わり)

盆終わり 涼しき風の 夕暮れに 空を見やれば 秋の足音ぼんおわり すずしきかぜの ゆうぐれに そらをみやれば あきのあしおとお盆が終わり夕暮れの風が心地よく感じる頃、空を見上げれば、もうそこは真夏の空ではなく、秋がすぐそこまで近づいている。...
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