津軽百首

スポンサーリンク
津軽百首

津軽百首(百万遍塔)

輪になりて 大きな数珠に 念仏を 唱え継がれる 百万遍塔わになりて おおきなじゅずに ねんぶつを となえつがれる ひゃくまんべんとうお彼岸の時期になると、大きな数珠を持ち、集落にある「百万遍」と書かれた石塔の前で輪になって数珠を回しながら念...
津軽百首

津軽百首(冬のハタハタ)

ごうごうと 地吹雪の中 聞こえるは 「ハタハタ来たぞ」と 告げる遠雷ごうごうと じふぶきのなか きこえるは 「ハタハタきたぞ」と つげるえんらい地吹雪の風がごうごうと吹き荒れる中、遠くで雷の音が聞こえる。この雷は本格的な冬の始まりで、そして...
津軽百首

津軽百首(りんごの花が咲く頃)

真白なる りんごの花は お岩木の 山裾に咲く 市松模様ましろなる りんごのはなは おいわきの やますそにさく いちまつもよう岩木山の麓は、白と緑の市松模様のように、りんごの花と青葉に包まれている。りんごの花の色は白。青葉はまだ少し柔らかい。...
津軽百首

津軽百首(北の果て竜飛崎)

龍が飛ぶ 津軽の果ての 竜飛崎 風は誘う 終わりなき路りゅうがとぶ つがるのはての たっぴざき かぜはいざなう おわりなきみち龍が飛ぶという名のごとく、一年中、風が強い竜飛崎。この先は津軽海峡があり、そして北海道がある。路は途絶えたかのよう...
津軽百首

津軽百首(空き家の郵便受け)

今はもう 便りなくとも 赤錆を 纏い待つのか 郵便受けよいまはもう たよりなくとも あかさびを まといまつのか ゆうびんうけよ空き家となった玄関にある古い郵便受けよ。もう表札も外され主人はいないというのに、錆を纏いながらも、未だ便りが来るの...
スポンサーリンク