見守ること

あれこれと 悩みながらも 立ち上がる 吾子の背中を 見守りし日々

あれこれと なやみながらも たちあがる あこのせなかを みまもりしひび

いろいろなことで悩む小さな背中。それでも、自分の力で立ち上がることを学んでほしいから、先回りしないように見守る日々。

この春から小学校になり、
一気に成長した娘。

頑張りたい日もやる気の出ない日もあるようで、
悩みがもう休み明けの仕事に対するそれに近い。

だからこそ、
モチベーションを保つ方法、
やる気が起きないときを乗り越える方法を、
自分の力で見つけてほしい。

そう思い、
何個かアドバイスをしながらも、
見守る日々。

もっと小さな子供だったのなら、
優しく包み込んで甘えさせて守りたい。

でも、
大人になるということは、
成長するということは、
自分の力で生きていくということ。

そのためには、
乗り越えなければいけないことは沢山ある。

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だからこそ、
今はぐっと我慢する。

彼女が自分の力で立ち上がるなら、
どんなに時間がかかったとしても、
見守りながら、祈りながら、待つ。

でも、甘えたいと来たならば、
たくさん抱きしめて、
たくさん励まそう。

彼女の人生は彼女のもの。
私はあくまでもそのサポート役。

それでも、
まだまだ甘えてきてほしいと思うのが本心。

少しずつ、
でも確実に、
心を強くして大人になろう。

大丈夫、きっと大丈夫だから。
どんな時でも、応援しているからね。


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学び舎の休息

吾子達の 学び遊びし 学び舎や 静けさの中 しばし眠れよ

あこたちの まなびあそびし まなびやや しずけさのなか しばしねむれよ

日中は子供たちのにぎやかな声を見守る学び舎よ。子供たちが帰って静けさを取り戻した今、少し眠り休まれよ。明日もまた、にぎやかになるのだから。

子供たちの笑い声が響く廊下。

たまに走って注意されたり、
喧嘩して泣いてみたり。

毎日毎日、
いろいろな子供たちを見守る学び舎。

夕暮れになり、
オレンジ色の柔らかな光が差し込むころ、
子供の声はだんだん少なくなり。

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そして、
日中には想像もつかないような、
静けさに包まれる。

このやわらかな光の毛布に包まれ、
どうか少しでも休めますように。

また明日になれば、
にぎやかな一日が始まるのだから。



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はじめての星座

窓を開け 凍える空気を 身に纏い 輝くオリオン 吾子に教えし

まどをあけ こごえるくうきを みにまとい かがやくおりおん あこにおしえし

我が子が眠れない冬の夜、そっと窓を開けて、夜空を見せた。
キラキラと輝くオリオン座が、君にとってはじめて覚えた星座になった。

眠れない冬の夜。
きっと、心がざわついているのだろう。

そんな娘を誘って、
そっと窓を開けて夜空を見せた。

開けた瞬間、
ひんやりとした風が入り込み、
吐く息はどこまでも白くなる。

それでも、
空気が澄み切った冬の夜空は、
キラキラと輝いていて。

「ほら、あれがオリオン座だよ」
「どれどれ?あ、わかった!」

小声だけれど、
見つけたうれしさで少しだけ高くなる声。

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「きれいだねー」

オリオン座のほかにも、
少しほかの星座も説明して。

ほほが冷たくなったところで、
お布団に戻る。

ふかふかの毛布にくるまって、
ぎゅーっと抱っこすれば、
静かな寝息が聞こえ始める。

こんなに大きくなったんだなぁ。
でもまだ、私よりも全然小さいなぁ。

眠る娘の髪にほほをつけて、
楽しい夢が見れますようにと心から祈る夜。

オリオン座もきっとにっこり。
それでは、おやすみなさい。


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初めての通学路

手を振って 数歩進んで 振り返る 小さな背中 夢は大きく

てをふって すうほすすんで ふりかえる ちいさなせなか ゆめはおおきく

手を振って数歩進んでは、また振り返って手を振る。そうして、どんどん遠ざかっていく小さな背中だけど、きっと胸の中は希望に満ち溢れているのだろう。

いよいよ、娘の小学校生活が始まりました。

いろいろと不安なことがあったみたいですが、
ひとつひとつ解決していってるようで、
親としては口出しせずグッと見守るように心がけています。

幼馴染の男の子と二人で歩く、
子供だけだと初めての通学路。

何度も振り返っては手を振って、
次第にその背中が遠くなる。

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さらにもう一人の幼馴染の女の子と合流し、
三人一緒に並んで登校。

遠ざかっていく小さな背中は、
ランドセルよりも大きな夢を背負っているはず。

どうかどうか、
楽しい小学校生活を送れますように。

祈るような気持ちで送り出す日々が、
しばらくは続きそうです。


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卒業を前に

三度目の 梅が咲きたる この道を 手つなぎ歩く 吾子は笑顔で

さんどめの うめがさきたる このみちを てつなぎあるく あこはえがおで

幼稚園に通って三度目の春。毎日通ったこの道を、今日も我が子の笑顔と共に手をつなぎ歩いていく。

あっという間に三月になり、来週は卒園式。

娘と手をつなぎ毎日通った道に、
春の訪れを告げる梅の花が咲き始めました。

一度目の春は、年少さんで母と離れたくないとよく泣いて。
二度目の春は、年中さんでいろんなことができるようになって。
三度目の春は、年長さんで卒業を前に寂しさで泣くことも。

来月からは、小学生。

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通う方向も違うので、
もうこの道を毎日通ることもなくなる。

でも、きっと、この梅の花を見るたびに、
幼稚園に通った日々を、いつでも思い出せるでしょう。

あとわずかな幼稚園生活。

どうかどうか、怪我もなく楽しく過ごせますように。
君の未来が、幸せでありますように。


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