吾子と霜柱

霜柱 見つけてはしゃぐ 帰り道 紅葉の手には 土だけ残り

しもばしら みつけてはしゃぐ かえりみち もみじのてには つちだけのこり

霜柱を見つけて、嬉しそうに手に取りはしゃぐ子供たち。手に取るとあっという間に消えて土だけが残っている。

冷え込みの厳しい日が続いてます。

昨日は幼稚園の始業式で、
帰り道、霜柱を見つけました。

娘とお友達は、
霜柱に興味津々で大興奮。

手にとってはすぐ消える霜柱を、
笑いながら何度も何度も見せあって。

気が付けば手は泥だらけ。

冬ならではの、土からの贈り物。
とても楽しそうで、ほっこりしました。

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コロナ禍により、行事は縮小され、園も自由登園。
東京の感染者の増加を見る限り、長期休みに入ることも視野に入れています。
そう考えると、こうしてお友達と会えるのは非常に貴重な時間。

マスク越しでもわかるくらい、
満面の笑顔ではしゃぐ子供たちをみながら、
どんな時でも楽しくいることの大切さを改めて感じました。

今日は娘がずっとほしかった自転車を取りに行く日。

一緒にくっついて眠っていたお布団の中。
目が合ってからの第一声が、
「ママ、おはよ。自転車たのしみだね!」
でした。

しばらくは、寒空の中での自転車特訓が続きそうです。

どんなときでも、楽しみを見つけること。
元気に明るく過ごすこと。

コロナ禍の今だからこそ、
その大切さをしみじみと感じている今日この頃です。


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懐かしい時間

夕暮れに 笑う子の声 終わりなき 遠い記憶に 思いを馳せる

ゆうぐれに わらうこのこえ おわりなき とおいきおくに おもいをはせる

夕暮れ時、友達と笑いあう子の声は終わりなく続き、昔の自分もこうだったなぁと懐かしい気持ちになる。

今日は、
幼稚園帰りに、
娘の友達のお庭で遊びました。

かくれんぼ。
おにごっこ。
だるまさんがころんだ。
砂遊びならぬ石遊び。

まだまだ暑いのに、
やはり秋の気配は近づいて。

夕暮れのころには、
吹く風が涼しくなり、
心地よい気持ちに。

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ママ友さんと、
「昔こうやって遊んだよね」と、
しみじみ語り合う幸せな時間。

私の子供のころとは、
時代は大分変わったけれど。

それでも、
こうして子供の遊ぶ声と嬉しそうな顔は変わらない。

あの時の自分も、
こうやって見守られていたのかな。

そんなことをふと思う、
ありがたい日常のひとときでした。


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娘の涙に時が止まる朝

風船が しぼんじゃったと 泣く吾子を 抱きしめ諭し 時間は止まる

ふうせんが しぼんじゃったと なくあこを だきしめさとし じかんはとまる

「大切な風船がしぼんじゃった」と泣く娘を、抱きしめながら諭す朝。まるで、家の時間が止まったかのように静かになる。

朝、家事をしていると、
年長の娘が急に後ろから抱き着いてきた。

「どうしたの?なにかあった?」
「ううん、なんでもない…」

それでも、手を止めて娘の顔を見ると、
うっすらと目が赤く、泣いた痕。

とりあえず抱きしめて、
部屋を見回すと、
しぼんだ風船がポツンと床に置かれていた。

ああ、なるほど。

年長の娘が、
大好きなみんなの絵を描いた、
世界に一つだけの風船。

その風船が、
ゆっくりゆっくり小さくなり、
今朝、
一気にしぼんでしまった。

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「大丈夫、風船さんの中の空気は、風さんになって、いつもそばにいるんだよ」

娘の涙が止まるまで、
娘の悲しみが癒えるまで、
ゆっくりと諭しながら、背中ポンポン。

洗濯も干さないと、ごみも出さないと。
あれこれ思うけど、今はいいや。

慌ただしい朝の時間が、止まる。

いつか、娘も大人になって、
ひとりでしぼんだ風船を見ても泣かなくなる日が来る。

きっと、こんな時間は、もう二度とないのだから。

その後、落ち着いた娘は、
風船さんと一緒にテレビを見て元気に笑ってましたとさ。
めでたし、めでたし(笑)


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楽しそうな我が子

「ママ、ママ!」と 朝から晩まで 呼ぶ吾子の 目はキラキラと 輝き増して

まま、ままと あさからばんまで よぶあこの めはきらきらと かがやきまして

家にずっといると、朝から晩まで娘に呼ばれる今日このごろ。
呼ぶ声に振り向くと、話したいことが沢山あるらしく目がキラキラと輝きを増していく。

自粛になり、外出もせず、
家にずーっといる娘。

私が家事をしたり調べ物をしてるときは、
いささか不満げではあるものの、
基本的に毎日楽しそう。

「ママ、ママ!あのね…」

テレビやYoutubeで何が楽しかったか。
新型コロナウイルスの情報。
お絵かきの絵の説明。
ラップの芯をマスキングテープでデコったもの。
紙コップで作ったランタン(風のもの)
リカちゃん人形に粘土で服を作ってみたり。

それでも、一人だと飽きるようなときは、
一緒にホットケーキミックスでクッキー作ったり、
ひじきの炊き込みご飯作ったり。

そしてたくさんのぬいぐるみを駆使した、
オリジナルストーリーのかけあい。

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静かになったなと思うと、
お手紙を書いていたり。

お友達と遊べないのは残念だけど、
それでも、毎日いっぱい笑ってお話ししてくれる娘。

毎日毎日、驚くくらい元気のエネルギーをもらっています。

「お洗濯(お料理)終わったら、あそぼうね」
「うん!!!あのね、今日はね…」

一緒にやりたい遊びはもう決まっているみたい。

さ、今日もみんなが笑顔で過ごせるようにがんばろう。
今の私たちができることを、しっかりとがんばろう。


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心躍る春

咲く花の 色を数えし 散歩道 指差す吾子の 足取り軽く

さくはなの いろをかぞえし さんぽみち ゆびさすあこの あしどりかるく

春になり色々な花が咲く道。その色を数えながら歩く我が子は、いつもよりも足取りが軽くご機嫌です。

三月も半ばを過ぎ、
娘も春休みに入りました。

いろいろな花が咲き始めて、
街が一気に賑やかに。

花の色を数えながら散歩をする娘は、
いつもよりも楽しそう。

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軽い足取りは今にもスキップしそうで、
満面の笑みがとても眩しい。

今年の春は、いつもの春と違うけれど、
こうして例年通り春を喜べる気持ちを持つことができて、
ありがたい限り。

もうすぐ桜の季節。
お花見とかのイベントは全くないですが、
満開の桜の並木道を歩くことが今から楽しみです。


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