夏の最中の秋の気配

雨降りて 涼しき風が 肌に触れ 夏の最中に 初秋想う

あめふりて すずしきかぜが はだにふれ なつのさなかに はつあきおもう

連日の雨で、いつもよりも涼しい風が通り過ぎていく。まだ夏が終わっていないというのに、いずれくる秋の気配を、少しだけ感じる朝でした。

照り付ける太陽に、
うだるような暑さ。

さすがの夏も、
連日の雨においては、
その熱を保つことが出来ないのか、
今朝は随分と涼しい。

その心地よい風を肌に受け、
夏が終わり秋の気配を感じる日を思い出す。

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まだまだこれから暑くなり、
夏本番になっていくというのに、
その暑さにも終わりがあるのだと教えてくれる。

きっとまた暑さがやってくる。
まだまだ夏はこれからなのだから。

それでも、
一足先に感じた秋の気配は、
暑さを乗り切る勇気を私にくれた。

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猛暑の午後

ゆらゆらと 揺れる景色は 蜃気楼 うつる景色は 真か夢か

ゆらゆらと ゆれるけしきは しんきろう うつるけしきは まことかゆめか

ゆらゆらと向こうの景色が揺れている。この蜃気楼にうつる景色は本当なのか夢なのか、この暑さではぼんやりしてわからなくなる。

猛暑の午後。

照り付ける日差しは、
アスファルトに熱を持たせ、
その熱が、
蜃気楼を浮かばせる。

ゆらゆらゆらと、
揺らめいてみてる景色。

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もうそれが、
本当なのか、夢なのか、
それすらわからなくなるような暑さ。

流れる汗と、ぼんやりする頭。

まだまだ夏は続く。
秋はまだ遠い。

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夏の空とにぎやかな音

駆け抜ける 幼子たちの 笑い声 蝉の鳴き声 真夏の空に

かけぬける おさなごたちの わらいごえ せみのなきごえ まなつのそらに

うだるような暑さの中でも、小さな子供たちは楽しそうに元気いっぱいに笑って走っていく。その笑い声と競争するかのように、セミの鳴き声も響き、真夏の空をにぎやかに彩る。

いつの季節も、
子供は元気に走り回っている。

とてもとても楽しそうで、
流れる汗も、
日に焼けた肌も、
どれもこれも眩しい。

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そんな子供たちに負けじと、
蝉も大合唱している。

白い雲が大きくなる真夏。

空を見上げれば、
目の覚めるような青さと、
真っ白な雲。

いろんな声を聞きながら、
これも夏の風物詩だと、
汗をぬぐいながら、少し微笑む。


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力強い葉

じりじりと 焼けつくような 日差し浴び 葉はなお強く 張りをもたせる

じりじりと やけつくような ひざしあび ははなおつよく はりをもたせる

じりじりと焼けつくような日差し浴びながらも、瑞々しく茂る葉は、なお一層張りをもたせている。

暑い。
毎日、本当に暑い。

そんな暑さの中、
木陰に入るとホッとする。

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瑞々しい葉は、
どこぞの水不足なぞ
どこ吹く風と言わんばかりに、
その強い葉を茂らせている。

あのじりじりとした日差しの中でも、
決して枯れることなく、
凛とした佇まいで茂る葉。

体は夏バテ気味でも、
せめて気持ちだけは、
この葉のように、瑞々しくありたい。


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水際の杜若

水際の 目に鮮やかな 杜若 波打つ水面 涼しさ誘う

みずぎわの めにあざやかな かきつばた なみうつみなも すずしささそう

水際に杜若が咲いている。その鮮やかな紫は、波打つ水面とともに涼しさを誘う。

蒸し暑い日が続く。
夏本番と言えば、それまで。

もちろん、
クーラーをつけて涼むのもよし。

でも、
せっかくのこの暑さ。
粋な涼み方をしてみよう。

杜若の鮮やかな紫。
たまに揺れる水面。

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吹く風すら熱い日。

日差しはカンカンと照り付け、
影は短く色濃い。

流れる汗は、
じんわりと肌にまとわりつく。

暑い、暑い、暑い。

でも、暑いからこそ、夏。

たまには団扇片手に、
暑いねーと思いっきり感じるのもいいのかもしれない。


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