木陰トンネル

暑くとも 暑いと云わず そびえたつ 木々がつくるは 木陰トンネル

あつくとも あついといわず そびえたつ きぎがつくるは こかげとんねる

じりじりとした日差しで誰もが暑いと感じる中、きっと暑いであろう木々は何も言わず悠然とそびえ立っている。
その木々が作り出す木陰の道は、まるでトンネルのようだ。

暑い。
今日は、暑い。

日差しがじりじりとして、
風は強いが生暖かい。

いきなり30℃を超えると、
体力的にもついていかないのか、
どうにもこうにも疲れがたまる。

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そんな中、
同じ状態でも、そびえ立つ木々。

暑かろうに。
眩しかろうに。

それでも、悠然とそびえ立つ姿は、
自然の尊厳そのもののように見える。

その影は、人々を癒す木陰。
まるでトンネルのように、そこから温度が変わる。

木陰トンネルで一休み。
少し休んだら、また歩こう。


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風の白波

網戸から 吹く風うけて よせかえす レースのカーテン ひらひら揺れる

あみどから ふくかぜうけて よせかえす れーすのかーてん ひらひらゆれる

網戸からの風で、レースのカーテンがまるで白波のようにひらひら揺れている。

ひらひらと網戸越しの風に揺れるカーテン。

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レースの生地は、光を程よく通し、
風の強さも和らげてくれる。

寄せては返す白波のように、
ふわりと舞い上がっては、
網戸に張り付くレースのカーテン。

海へはなかなかいけないけれど、
この白波で涼むことにしよう。


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グラスの氷

カラカラと 軽やかな音 響かせて くるくるまわる グラスの氷

からからと かろやかなおと ひびかせて くるくるまわる ぐらすのこおり

冷たいグラスを回すと、カラカラと軽やかな音を響かせながら氷もまわっていて、何か楽しい。

少し暑い部屋の中。

グラスを回すと、
カラカラと軽快な音を立てて氷がまわっている。

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グラスの外に増えていく水滴は、
足元にたまり、いつしか水たまりを作り始める。

カラカラと軽快な音を立てていた氷も、
いつのまにか小さくなり、そして消えていく。

夏だけの涼しさ。
夏だけの心地よさ。

こんな時は、クーラーじゃなく扇風機。
グラスと同じように、汗をかくのも、たまにはいい。


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夏の予感

ふと気づく 日差しの強さと 影の濃さ いつしか夏は そばまで来てる

ふときづく ひざしのつよさと かげのこさ いつしかなつは そばまできてる

毎日変わらない景色のような気がするが、ふと気づくと日差しは強くなり影が色濃くなっている。もう夏はすぐそこだ。

季節はいつも、いつのまにか変わっていく。
それはあまりにも自然すぎて、毎年のことなのに誰もその気配に気づかない。

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なんとなく暑いな、と感じた今日。

ふと気がつくと、日差しは依然と比べられないほど強くなり、影は濃くなっている。
このジリジリとした日差しは、一足早い夏の気配。

もう夏はすぐそこまで来ているのだ。
あのうだるような暑さまで、もう少しだ。


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蛍飛ぶ夜

蛍飛び 涼風そよぐ 宵の間に 蚊取り線香 静かに揺蕩う

ほたるとび すずかぜそよぐ よいのまに かとりせんこう しずかにたゆたう

夏の夜。蛍がちらちらと飛んでいる中、蚊取り線香の煙がゆらゆらと漂っている。

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夏の夜。
蛍の光がちらちらとあちこちに浮かび上がる。

その幻想的な光と、蚊取り線香のゆらゆらとした煙がとても相まって美しい。
涼しい風がより一層心地よさを際立たせてくれるひと時。


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