白梅のはにかみ

晴れ渡る 空を見上げし 白梅の うなづく姿 見るに笑ましく

はれわたる そらをみあげし しらうめの うなづくすがた みるにえましく

澄み切った空を見上げるように咲いている白梅。
まだ冷たい風に揺れる姿は、まるで楽しそうに話をしながらうなづいているようにも見えて、とても微笑ましい。

津軽では、桜のあとに梅が咲きます。

東京に来て驚いたのは、
2月にはもう梅が咲いているということ。

これは、開花条件が異なるから。

桜は、日照時間。
梅は、気温。

大体、東京の2月くらいの気温が、
津軽で3月下旬から4月くらいでしょうか…?

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今年はすごく寒いので、
ちょっとこの例えが正しいかはわかりませんけども。

澄み切った空を背景に、
枝先にまとまって咲いている白梅は、
日本の春を伝える素晴らしい光景。

まだ少し冷たい風に揺れると、
まるで一つ一つの花が笑ってうなづいているようにも見えて。

きっと、昔からこうして春を感じていたのかなって、
懐かしいような、誇らしいような、そんな気持ちになります。

寒暖の差が激しいので、
どうかみなさまもご自愛くださいね。

春はもうすぐ。
木々の若芽が動き出すその日が楽しみです。


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