可憐なる 花を咲かせし 金木犀 ひらりひらりと 落ちても香る
かれんなる はなをさかせし きんもくせい ひらりひらりと おちてもかおる
金木犀が小さく可憐な花を咲かせている。その香りは、ひらりひらりと落ちた後も香っているかのようだ。

金木犀の季節ですね。
深い緑の葉の枝先に、
かわいらしい橙の小さな花が咲き誇っています。
東京に来て思うのは、
青森の秋とは違うこと。
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青森の秋は、
もっと冷え冷えとしていて、
どちらかというと乾いた香り。
それは、藁焼きだったり、
稲の脱穀だったり、
秋の実りを示すもの。
東京の秋は、
金木犀や銀杏など、
花や実の最盛期で、
目にも鮮やかな秋の風景。
この金木犀の香りで、
秋だと実感するくらい、
東京に住んでいるんだなと。
東京の秋を感じながら、
青森の秋にも思いを馳せる朝でした。