恩師との 別れを惜しみ 泣く我が子 そっと抱きしめ 背中をさする
おんしとの わかれをおしみ なくわがこ そっとだきしめ せなかをさする
お世話になった担任の先生が移動することになり、泣きながら帰ってきた我が子。
そっと抱きしめて、声をかけながらただただ背中をさすっている私。

小学2年生も今日で終わり。
小学3年生はいよいよクラス替え。
そんな中、この2年間お世話になった担任の先生が移動されることになりました。
毎日のように泣いていた娘を、励ましながら見守ってくれた先生。
別れを惜しみ、クラスのほとんどが泣いていたそう。
そのくらい、生徒から愛されていた先生でした。
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大好きな先生が移動になり会えなくなること。
この出来事で、娘はおそらく初めての「別れ」というものを経験しました。
幼稚園の卒業の頃は、まだそこまで「別れ」という意識もなかったのに。
この2年で、人との別れの意味を理解し、そこに思いを馳せ、そして泣けるように成長したんだなと。
「今は悲しくて寂しくて辛いけど、時間が経てばきっと、楽しかったことや嬉しかったことだけ残るからね」
何度もうなずく娘を抱きしめながら、あやすように背中を撫で続ける。
先生、本当にありがとうございました。
新しい学校でのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。