胴吹き桜

空に咲く 花は風にぞ 揺れにけり 吾子の指さき 胴吹き桜

そらにさく はなはかぜにぞ ゆれにけり あこのゆびには どうふきさくら

空高く咲く桜の花は、風に吹かれて揺れているが、幹から咲いている桜の花は、我が子の指で揺れている。

あっという間に桜が開花しました!

近所の遊歩道の桜も一気に咲き誇り、見上げれば空一面の桜の花。

そのひとつひとつが風に揺れていて、春の訪れをしみじみ感じます。

本来であれば、桜の花に触れるということは、なかなか難しいこと。

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でも、幹から咲いている「胴吹き桜」は、子供にも触れる高さ。

花びらを傷つけないように、そっと優しく触れる我が子の指先。

空に咲き誇る桜も見事ですが、触れられる場所に咲く桜もまた美しい。

今週末は長雨の予定。
どんな天候であっても、美しく咲き続ける桜を楽しもうと思った一日でした。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

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その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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