津軽百首(ミツバチと作業)

秋深し 畑に広がる ブドウの香 さそわれ来るは ミツバチの群れ

あきふかし はたけにひろがる ぶどうのか さそわれくるは みつばちのむれ

秋も深まりブドウの香りが畑に広がると、どこからともなくミツバチが群れを率いてやってくる。

秋が深まると、
いよいよブドウの収穫期。

大きな葉が色づき枯れ始め、
畑は芳醇なブドウの香りに包まれます。

すぐに市場に出荷するものと、
市場にある大きな冷蔵庫(倉庫)に入れて年末に出荷するもの。

台風の進路に注意しながら、
収穫作業と、ブドウ詰めの作業は続きます。

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畑で作業していると、
ブドウの甘い香りに誘われてくるミツバチの群れ。

たまに服に止まって休んだりしながら、
選別で廃棄になったブドウの実をおいしそうに舐めています。

ミツバチは農家にとって、
本当にかけがえのないありがたい昆虫。

悲鳴を上げたり、
手で払ったりしないかぎり、
刺すこともありません。

おいしそうに食事をしているミツバチや、
不思議そうに顔を傾げるミツバチに癒されながら、
秋の恵みに感謝する日々です。


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津軽百首(秋の実りに)

稲の穂の 香りかすかに 紡ぐ風 神の恵みを 祝えや祝え

いねのほの かおりかすかに つむぐかぜ かみのめぐみを いわえやいわえ

一面の田んぼが黄金色に染まるこの季節。稲穂の香りが、めでたい秋の実りを伝えてくれる。

一面に広がる黄金色の大地。
遥か昔から待ち望んだ秋の実りの季節。

それはまさに、
岩木山の神の恵みそのもの。
どんな祭りよりもおめでたいこと。

現代の社会では忘れがちなことですが、
日本人の主食である米が実るこの季節は、
心から待ち望んだお祝いの時期です。

米がとれることで、
また一年過ごすことができるのです。

その恵みは、
大地、水、太陽、そして人の手により、
大切に大切に育てられて得られるもの。

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お米はもちろん、
どんな食べ物でも、
感謝とともに食べる。

当たり前のことですが、
感謝の気持ちをもって食べることで、
より一層おいしく感じられる気がします。

新米の季節になりました。

新米を口にするときは、
今年の大地の恵みに感謝をしながら、
手を合わせていただきます。

雑多な情報に惑わされることなく、
地に足をつけ、道を踏み外すことなく、
今ここに生きていることを感謝することを、
大地の恵みが教えてくれるのです。


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津軽百首(苗を植え終え)

金色の 水面に揺るる 若苗を 御手で守りし 岩木の神よ

こんじきの みなもにゆるる わかなえを みてでまもりし いわきのかみよ

田植えが終わったばかりの夕暮れ時は、まだ若い苗の細い葉が静かに揺れている。
岩木の神様は、津軽平野一面に植えられたこの苗の成長をずっと見守り続けている。

田植えが終わり、
皆が帰途につくころ。

傾いた日の光は、
金色となって水面を映す。

静かに吹き抜ける風は、
まだ弱い苗の葉を優しく揺らしている。

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まるで、
岩木の神がその御手で、
愛でているかのよう。

秋になり、
黄金色の恵みにあふれ、
安堵にも似た感謝の笑顔を見る日まで。

岩木の神はずっと、
見守り続ける。


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津軽百首(用水路)

清らかな 水を導く 用水路 水面キラキラ 空色の泥

きよらかな みずをみちびく ようすいろ みなもきらきら そらいろのどろ

透明度の高い水が流れる用水路は、田畑にとっての生命線。
水面はキラキラと太陽の光を反射して、空を映す水底は泥すら空色に見える。

田畑にとっての水は、
人間にとっての血液のようなもの。

だからこそ、
用水路はまんべんなく張り巡らされて、
隅々まで水がいきわたるように流れている。

春は雪解けの水でキラキラと透明度の高い用水路。

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夏は草が覆ってしまい姿は見えず音が響く用水路。

秋は枯草を運び夕陽に輝く用水路。

冬は雪に閉ざされて音も聞こえぬ用水路。

四季折々の姿を見せる用水路は、
津軽平野に今日も命を届けている。


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津軽百首(遠き夕暮れ)

暗くなる 前に帰りを 促すは 足元照らす 夕陽の鏡

くらくなる まえにかえりを うながすは あしもとてらす ゆうひのかがみ

日が暮れて周りはもう暗くなるころ、早く帰るように水たまりに映った夕陽がおしえてくれるようだ。

学校帰り、
約束したわけでもないのに、
みんなで集まって。

かくれんぼ。
おにごっこ。
笹船流し。
探検ごっこ。

たくさん笑って遊んでいると、
あっという間に日が暮れて。

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一足先に、
夜が訪れた暗い道。

でも、
水たまりに映った夕陽が、
少しだけ足元を照らしてくれて。

帰ろう、帰ろう。
また明日。


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