シルバーグレイの憂鬱

色褪せた シルバーグレイの 憂鬱を 照らす夕日は 哀しさ増して

いろあせた しるばーぐれいの ゆううつを てらすゆうひは かなしさまして

今はもう昔の色を思い出すこともなくなったシルバーグレイの外壁を、夕日が包み込むように照らしている。まるで、慰めるかのように。

夕暮れはいつも、
人を感傷的な気分にさせる。

それは、
全てを許すような、
そして、
諦めを促すような、
不思議な光。

この外壁も、
元は違う色だったのだろう。

幾年もの雨風にさらされ、
太陽と月に照らされ、
シルバーグレイとなる。

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それは自然の摂理で、
もう元の色に戻ることはないのだけれど。

その全てを包むかのように、
今日も夕日は照らしている。

冷たくもなく、
暖かくもなく。

ただ、その憂鬱をなぐさめるかのように。


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平成から令和へ

連なりて 和をなす珠の 煌めきや 万葉の枝に 結びし絆

つらなりて わをなすたまの きらめきや まんようのえに むすびしきずな

ひとつでも美しい宝玉は、連なることでさらに輝きを増していく。
万葉の枝に結ぶことで、あらたな絆がまた繋がれていくのだろう。

平成から令和へ。

新しい元号の響きは、
まるで雪解けの水のように美しく、
心に染み入りました。

平成の御世から、新しい令和の御世へと。

元号という文化があればこそ、
その時代を懐かしみ、そして未来へと繋いでいく絆。

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この歌は、
ひとつひとつの元号を宝玉に見立てています。

宝玉は1つでも美しいですが、連なればさらに輝きを増します。

元号に込められた思いは、
遥かなる時を経て、今もなお私たちに語りかけているのです。

そして、新たなる令和という元号も、
また未来から見れば宝玉の一部となりて見えるのでしょう。

こうして、脈々と受け継がれていく絆こそが、
日本という国の美しさだと思う今日この頃です。


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人というもの

風は風 吹き抜けるゆえ 風になり 人は人ゆえ 人になるらむ

かぜはかぜ ふきぬけるゆえ かぜになり ひとはひとゆえ ひとになるらむ

風は吹き抜けるからこそ風となりますが、人は人として生まれたからこそ人になるのでしょう。

風は風。
立ち止まらずに、
吹き抜けていくからこそ風となる。

人は人。
生まれたその日から、
人として生きねばなりません。

それが、
どれだけ苦しい道だったとしても。
そこに、
なんの意味を見出せなかったとしても。

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人として生まれた以上、
人としての心を忘れてはなりません。

人は人にしかなれないけれど、
人だからこそできることもある。

人の強さを、
人の清さを、
人の優しさを、
人の慈しみを、
日々忘れないように。

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歌というもの

歌は風 文字の羅列は 掴めなく 気づいた人の 胸に留まる

うたはかぜ もじのられつは つかめなく きづいたひとの むねにとどまる

歌というものは、まるで風のように通り過ぎていきます。
ただ、気づいた人の胸の内にだけ留まり、また形を変えて新しい風となるのでしょう。

歌というものは、
まるで風のように通り過ぎていく。

言葉の羅列は掴めるはずもなく、
こみ上げる思いは確かなはずなのに、
それに触れることすらできない。

それでも、
気づいた人の胸の内には、
そっと留まり続けるのでしょう。

そして、
その胸で形を変え、
言葉になり、
また新たな風となるのでしょう。

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風に始まりも終わりもないように、
ただ通り過ぎていくように、

歌もまた、
ずっとずっと通り過ぎていくのです。

 

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物欲というもの

両の手に 溢れるほどを 抱えても 心置くのは ほんのひと時

りょうのてに あふれるほどを かかえても こころおくのは ほんのひととき

どれだけのものに囲まれても、新しいものを手に入れたとしても、その喜びというのはほんのひと時で消えてしまうのが、人の心なのでしょうか。

今の時代。

情報にしろ、
製品にしろ、
それこそ、何でもある世の中。

新しいものは次々と生み出され、
それを手にしては満足感を得る。

だが、
その満足感もほんのひと時で。

手にしたものはいつしか色褪せ、
また新しいものを求めてしまう。

これが物欲だというものならば、
そこにあるのは「商品」ではなく「手に入れる気持ち」そのもの。

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つまり、
ずっとずっと手に入れ続けなければ、
心がずっと飢えたまま。

その飢餓感が、
人の心を貧しくしている気がしてならない。

どれだけのものに囲まれても、
心を置いて見つめるのは、
手に触れたその時のみ。

だからこそ、
「手に入れる喜び」ではなく、
「使う喜び」を意識して過ごす。

人の心ひとつで、
いかようにも世界は変わるのだから。

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