消える思い出

さらさらと すり抜け落ちる 時の砂 過去の思いも 風と去りゆく

さらさらと すりぬけおちる ときのすな かこのおもいも かぜとさりゆく

砂時計の砂がさらさらと落ちていくように、いろいろな思いも風のように去っていくようだ。

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楽しい思い出も、悲しい思い出も、思い出と名の付くものは全て忘れてしまうのだろう。
望む望まないにしろ、記憶はゆっくりと薄らいで消えていく。

砂時計の砂は、留まらずに流れ落ちる。
その流れが止められないように、すべては忘却の彼方へ向かうのみ。


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答えは自分に問う

誰よりも ただ誰よりも 知るはずの 己が心に 問うこともせず

だれよりも ただだれよりも しるはずの おのがこころに とうこともせず

どれだけ有名な本を読んでも、どれだけ優秀な人に尋ねても、自分の心は自分で向き合うしかないのに、なぜ自分の心と向き合おうとしないのだろうか。

自分は何をすべきなのか。
自分はどう生きるべきなのか。

どれだけ書物を読んでも、いろんな人に聞いても、もし決めかねているのであれば、自分と向き合っていない証拠である。

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あなたがやりたいことは、あなたしかしらないのだ。
相手の心の内を読むなんてことは、何人も到底できるわけないのである。

だからこそ、あなたが何をしたいのか、どう生きたいのか。
常に自分の心に問い続ける必要がある。

迷ったら、まず、自分の心に聞いてみるのだ。
自分の心を確認したうえで、さまざまな書物や助言が初めて役に立つのである。


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人を気にする

人生は 競うものでも なかろうに なぜかうも人は 人を気にする

じんせいは きそうものでも なかろうに なぜこうもひとは ひとをきにする

人生とというのは、本来、自分だけのものだというのに、なぜ誰もかれも他人を気にするのだろうか。

人生というのは、他ならぬ自分だけのもののはずなのに、なぜここまで人の目がきになるのでしょうか気になるのだろうか。

おそらく、人の目が気になるのは人間だけ。
他の生物は、自分の事だけに真摯に集中して生きているはずです。

あなたが自信をもって行っていること、やろうとしていること、それらを批判する人の目は気にしてはならない。

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つい誰かを批判してしまうのであるのなら、その批判をする時間を少しでも自分のことを考えるべきだ。

他人のことに気を取られているほど、余裕はないはず。
こうしているうちにも、時間は過ぎているのだから。

あなたの貴重な人生の時間を、他の誰かのために費やす必要はあるのだろうか。
大切な人たちのことだけに集中すれば十分。
見ず知らずの人や理解し合えない人のために時間を割く必要はまったくないのである。

あなたの人生はあなただけのもの。
まず、今、自分に集中していこう。


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今も昔も変わらないもの

そびえ立つ ビルをすり抜け 並ぶ鳥 今も昔も 空へとはばたく

そびえたつ びるをすりぬけ ならぶとり いまもむかしも そらへとはばたく

昔と違ってビルなどが建ったというのに、今でも鳥は並んで飛んでいる。
飛ぶ鳥にとっては、ビルがあろうがなかろうが関係ないのだろう。

この数百年、いや、この数十年のうちに、驚くほど世界は変わった。
世の中はどんどん便利になり、それが当たり前になり、さらに便利になるという循環。
都会では、人間だけのための世界なのではないかと錯覚するほど。

しかし、自然はそんな人間の奢りすらも飲み込んでいるのだ。

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ビルの間をすり抜けた鳥たちは、また並んで飛んでいく。
見たこともない建物があろうとも目もくれず、ただ飛んでいく。
鳥に価値がわからないからと言われればそれまでだが、流されず本質を見ているようにも思えてならない

今も昔も、変わらないものは変わらないす。
人間だけが勝手にどんどん変わって、変えていくのだ。

環境が変わっても順応し続ける生物と、利己のために環境を変え続ける人間。
本当に進化しているのは、一体どちらなのだろう。


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雄大な自然と小さき自分

我ありと 刻みし跡も 我なしと 伝いし露も 波はつれゆく

われありと きざみしあとも われなしと つたいしつゆも なみはつれゆく

自分はここにいるんだと踏みしめてつけた足跡も、人知れず流した涙も、どちらも平等に波は連れ去って行ってくれる。

寄せては返す波。
時に激しく、時に優しく、規則的に途切れることなく続いてる。
晴れた日も雨の日も、夜明けも月明かりも、春の日も冬の日も、一度たりとも休むことのない波。

自分はここにいるんだと踏みしめた足跡すら、ゆっくりと、しかし確実に波は連れ去っていく。
そこには、悲しみも侮蔑も憐れみもない。
ただ寄せては返す、それだけのこと。その中に何があったとしても変わらないこと。

人知れずこぼした涙までも、波は連れ去ってくれる。
雄大な営みの前では、個人の悩みなどは随分と小さいものだ。

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ですが、それでいい。人はそれでいい。
小さいからこそ、悩みぬくからこそ、這い上がるからこそ、人なのだ。

すべてが雄大である必要はない。
同じように、すべてが優良である必要もない。

ただ自分が自分であることを忘れないこと。
雄大な海を目の前にしても、自分は自分だと感じられているのなら大丈夫。

小さきものは小さいなりにあがくのみ。
それでいい、いや、それがいいのだ。


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